ミキモト真珠島
伊勢旅行の続きです。
二日目は、ミキモト真珠島に行ってきました。
ここは御木本幸吉氏が世界で初めて真珠の養殖に成功した島。
私は真珠が大~好き。
なんだか真珠を身につけると、真珠の力で自分まで上品になったような気がしませんか?
決してキラキラ光り輝くわけではないのに、特別な存在感があって。
母にもらったミキモトの真珠のネックレスは私の宝物。
私が結婚するときに譲られたのですが、もったいなくて滅多につけられません。
そんなわけで、ミキモトの真珠には強い思い入れがあるので、ワクワクしながら見に行きました
こちらでは真珠の養殖過程や、ネックレスの製造工程など、実物を見せながらとっても詳しく説明してくれます。
ネックレスとして出荷される丸い真珠の玉ができるのがどれだけ大変なことか、初めて知りました。
お手入れさえ怠らなければ、ずっと愛用することができる真珠。
これからはもっとちょくちょく登場させようと思います。
真珠島では海女さんの実演もみることができます。
かつて海女さんたちは、真珠の養殖になくてはならない存在だったそうです。
現在は技術の進歩にともない、海女さんたちがいなくても真珠の養殖は可能とのこと。
海女船に乗ってきた海女さんたちが、海に潜り、貝を取って上がってくる様子はすごいの一言。
私は泳ぎが苦手なので、なおさら感心しました。
その日は風が強かったので、海女さんたち寒くないかしら…とちょっぴり心配になりました。
真珠博物館には真珠を使った美術品の数々も。
大いに目の保養になるひと時でした。
内宮へ
お腹がいっぱいになった後は内宮へ。
いよいよ伊勢神宮の内宮に行くのだと思うと、気持ちがひきしまります。
内宮に行く前にお伊勢さん案内人の方と待ち合わせ。
そう、今回、伊勢神宮を参拝するにあたって、案内の方をお願いしておいたのです。
夫婦二人でのんびり参拝するのもいいかな…と迷ったのですが、お願いして大正解でした。
マンツーマンでついてくださるので聞きたいことはなんでも聞けるし、詳しい説明のおかげで伊勢神宮の歴史や
建物についての理解も深まりました。
何より地元の方がどれくらい伊勢神宮を敬愛しているかがわかってよかったと思います。
これから伊勢に行く方にはオススメします♪
内宮は天照大御神をお祀りしています。
こちらも階段下からしか撮影できないことになっています。
案内人の方に「ここではあれが欲しい、これが欲しいといった個人的なことではなく、平和や日々の生活への
感謝の気持ちをお祈りしてください」と言われていたのですが、ご正宮を目の前にすると自然とそんな気持ちは
なくなります。
私も日ごろの雑念は排除して、日々の生活への感謝の気持ちをお伝えしてきました。
個人的なお願い事は荒祭宮でするといいそうです。
こちらは荒祭宮の近くにある米倉「御稲御倉」です。
案内人の方によると、この建物が伊勢神宮の建築様式である唯一神明造りに非常に似通っているそうです。
ご正宮は写真撮影禁止なので御倉を撮ってみました。
弥生時代の穀倉が原型、といわれると確かに……と思えます。
伊勢名物手ごね寿司
ランチはおはらい町へ。
趣のあるレトロな場所です。
それにしても、おはらい町って不思議な名前ですよね。
江戸時代に御師(神社の参詣に来た人のお世話をする神職の人)の館が立ち並んでいて、ここでお祓いが
行われていたのが名前の由来らしいです。
今は見渡すかぎり食べ物屋さんが並んでいて、伊勢名物がなんでも味わえます。
あの有名な赤福の本店もここにあります。
ランチは伊勢名物の手ごね寿司か伊勢うどんかでかなり迷いましたが、海の幸が食べたい気分だったので
海老丸へ。
こちらが伊勢名物手ごね寿司。
昔、漁師さんが釣った魚を船の上で醤油漬けにして、あらかじめ用意しておいた酢飯と豪快に手で混ぜて
食べたから「手ごね寿司」と呼ばれるようになったそう。
鰹が定番みたいですが、ここでは旬のお魚を使ったものも食べられます(このときは桜鯛)。
漁師汁。
魚介類のお味噌汁です。伊勢海老のだしが効いてます
こういうものを食べると、遠くまで来たなぁと実感しますね。
おはらい町にはまだまだ有名なお店、食べたいものがたくさんなので、また伊勢に来ることがあったら、
もっと時間をとってゆっくり立ち寄りたいです。
おまけ
赤福のお店で、赤福と赤福氷も食べました。
お店では冬場は赤福ぜんざい、夏は赤福氷が食べられます。
本当はぜんざいが食べたかったのでちょっぴり残念。でもいっぱい歩いたから冷たいものが心地よかった。
抹茶蜜がかかったかき氷の中に赤福が埋め込まれています。
しっかり抹茶の味がする蜜でさっぱり食べられました。