楽天証券のポイント改定騒動をきっかけに、キャッシュレスについて遅ればせながら学んでみようと思いました。



とりあえず図書館で借りてみた本がこれ



著者の美崎氏が、2019年の1年間なるべく現金を使わずに生活した結果をまとめられた本です。

出版が2020年2月なので変化の激しいキャッシュレス業界においては2〜3年前の情報でも既に変わってしまっている部分もありますが、そういうことは抜きにして興味深い本でした。


前半は1年間キャッシュレスで生活してどのような工夫をしたかと、どうしても現金を使わざるを得なかった場面(=負け、と表現されています)について。

後半はさまざまなキャッシュレス決済手段の考察で、私が気になっていた『クレジットカードから電子マネーやQRコード決済にオートチャージするだけでクレカより還元率が高くなるのはなぜか?』や、キャッシュレスのいいところだけでなく注意点やデメリットも書かれています。




クレカ2枚使いを想像するだけでヒィーヒィー言っている私とは比べ物にならないほど、多種多様なキャッシュレス決済を活用されています。


最初にも書いた通りキャッシュレス業界は時々刻々と変化していますので全てを参考にしたり実践したりはできませんし著者と私自身の消費スタイルも大きく異なります。

それでも「キャッシュレスでいかにお得にするか!」だけに焦点を絞った本が多い中、実際に使ってみた結果「イマイチ、使いにくい」なども書かれていてリアルな使用感がわかりました。