生きがいと言うのは


何か社会に役に立つことをしたり
自立して自分の力で稼ぐ喜びだったり
創造性を発揮する事によって自己表現できる充実感だったり


何か派手な事をすること

沢山の人と関わること

誤解しているところが
ありました。


今、神谷美恵子さんの
”生きがいについて”

と言う本を読んでいるところですが


そこで、もっとささやかな事柄の中に生きることの充実感を求めて
普通の人には見逃してしまう事をキャッチして
心を豊かにしている人が居る

またそういう事も立派に生きがいとなりうる
という事をお書きになっている章がありました。


ここでは、荒れ地になっていたところに植わっていた
ハマナスを自宅に持ち帰り植えていた人が
その荒れ地が学校に修復されると聞いて
自宅で丹精したハマナスをまた元の場所に戻したという
話を用務員さんに聞いて、
その出来事から何年もかわいがっていたハマナスを返しに来た
心持を想いめぐらし、
その花を愛す心から、
見ず知らずの相手に親しみと感謝の思いを交わしています。


http://ameblo.jp/tsui-architecture/entry-11046387467.html
アーキテクツさんのブログでたまたま覗いた
阪急電車と言う本の感想の一文にも
その小さな出来事の中に
感受性を巡らせてその中に人の持つやさしさを発見し

暖かい目で見つめています。


彼はそれを”人生の良さ”って表現していますね。


サメのように活動的なひと、
動き回る事が普通の生存感になっているから
ちょっとでも活動をやめると不安になっちゃって
それでいつもなにか予定を入れておく
バイタリティの権化みたいな人が居るかと思えば


それが生きがいのすべてじゃ無い事を
教えてくれます。


人にはいろいろ
大きく生きる人
小さく生きる人
おのおがその体力に合わせて自分だけの人生を
作っていく


動きが小さいなら
受信機の感受性を高めていくことで
生きがいを見つけていく方法もあるんですね。