鏡のアッコこと、ビズです。
Parisからぼんじゅ〜or ぼんそわ〜!
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本日、10年のフランスの滞在許可証をいただきました!!!
めでたし!!
昨年の9月に渡仏したメインの理由はこの許可証の更新でした。6月に、あれやこれやの書類を揃えて提出し、3ヶ月後以降に発行しますと言われたので、いつ呼び出されても行けるように待機していたのです。
だって、フランスのお役所は、
”来週の◎時×分に、来てください。”
なんて、突然、呼び出しが来るので。
ところが、待てと暮らせど連絡のないまま、ひと月、ふた月、み月と過ぎ。
レセピセと呼ばれる、3ヶ月有効の仮の許可証をもらっていたけれど、それも年末で切れてしまった。
その間、役所に何度電話しても出ないし、メールを送っても返信なし。皆無。連絡の取りようがない。(こういうケースは、フランスあるあるなので、誰も驚かないのですが。)
段々、諦めモードに入ってきて、
許可証なくても、観光ビザで3ヶ月はいれるし、もらえなくてもいいか〜。
なんて、弱気になってしまったり。
でも、書類が受理されたのだから、よっぽどの事がない限り、却下されることはないはず。
ここまで待って諦めるのは勿体なさ過ぎる。手放したら、2度ともらえないだろう。
昨今は、まずフランス語のレベルチェックがあるらしく、私の会話力では、到底通らない。
それにしても遅いので、なんとかスピードアップする方法がないものか、ずっと模索してきた。
1800€払ったけど、脅威の敏腕弁護士に頼んだら、すぐ手に入ったという友人の体験談を聞き、借金してでも頼もうかとも思ったり。
そんな中、虎屋さんで新年会をした時、お友達のNさんに勧められたのが、県庁に直接聞きに行く・・という方法だった。
数年前にシステムが変わってからは、RDV(ランデブー=アポ)なしで行っても、中に入る事さえできないのだけど、駄目元で行ってみるか!と、長女に一緒に来てもらった。
駄目元のアポなし突撃 第一弾
敷地に入る手前の門に、数名の警察官がいて、そのうちの一人に、呼び出しの通知を見せるように言われる。
アポはないんです、と言うと、それでは無理だよ・・と。
やはり・・。
でも、彼の顔を見ると、つぶらな瞳がキラりん✨として、とっても優しそう。
せっかく、ここまで来たんだから、彼にすがるしかない。
6月に申請してレセピセも切れ、もう3ヶ月も待ってるの。何としても連絡も取れないし。なんとかならないの?
本当に困ってるの😭
彼が申し訳なさそうに言う。
そうそう、何ヶ月も待たされている人、多いんだよね。
長い人は、2年も待ってるんだよ。
げっ!2年! うそ!
その間、許可証なしに働けなくて困ってる人も多いはず。
ありえない!
ガックリと項垂れ、ため息が出る。
はぁぁぁ。フランスって・・・。
すると、彼が、小声で教えてくれた。
金曜日の午後は、すいている日が多いから、入れる可能性あるかも。
僕もいるしね。
金曜? つまり明日ね!
分かった! ありがとう、ムッシュー!!
保証はできないけどね・・と、彼は最後に言った。けど、とにかく、できることは全部やろう。
他にも、役立つ情報をどっさり教えてくれた彼。
なんか、天使みたいな人だったね。
長女と感動しながら帰宅。
駄目元のアポなし突撃 第二弾
昨日に続きやってきたものの、天使くんの姿が見えない。
無表情の女性警察官が、”呼び出し通知は?”と、言いながら寄って来た。
RDVなしですと言って追い返されたら嫌なので、質問には答えないでおこう。
昨日、眼鏡をかけたムッシューと話したんですけど、今日はいないんですか?
恐る恐る聞いてみると、何も言わずに、彼女はクルリと背を向けて、どこかに行ってしまった。
無視された?と、一瞬思ったのだが、なんと、天使くんが、門番のブースから出てきて、私たちに向かって手招きをしている!
いた〜!良かった!
昨日は本当にありがとう!
と、駆け寄っていくと、にっこり笑って、彼は言った。
Je vous donne deux jokers. 君たちに、ジョーカー(切り札)をあげるよ。
行っておいで。
顔パス!
やったー。メルシー、ムッシュー!
でも、窓口に通される保証はないけどね。
と、彼は、また、言ったけど、とにかく入れただけでもラッキー!
足早やに、建物の入り口へ。
担当のお姉さんに、また、呼び出し通知は?と、聞かれたので、あの〜、実はないんですけど・・と、説明し始めたら、最後まで聞かず、さっさとカウンターに案内してくれた。
受付嬢に、”古い許可証は?”と言われて、すぐに渡すと、それを持ってパソコンに向かって数分。
収入印紙は 持ってるの?
は?
そ、それって、許可証、もうできてるって事ですか?
Oui.
すました顔で答える彼女。
えぇーーーーーーーーーーー!!
Oh my god!!!!
長女と叫んでしまった。
今日は、レセピセの延長ができたらラッキー、くらいの氣持ちだったのに、いきなり、許可証がもらえるなんて。
収入印紙、ダッシュで買ってきます!と、言ったら、この場で、オンライン購入すればいいのよと。
スマホでカード払いした画面を見せると、領収証明にサインをするように言われる。
あまりの驚きと喜びで、手がぷるぷる震えてしまう。
結局、ものの5分で、新しい、10年の滞在許可証が、手に入った。
2034年まで有効。次の更新は71歳。ひぇー。
ふと、許可証を見ると、発行年月日が、10月31日となっている。
つまり、2ヶ月半前には出来上がっていたのね?
何故に、何故に、何の連絡も来ないわけ?
どうやら、受領の知らせは、携帯へのSMのみで送られていて、そのシステムがブロックされているらしい。
ありえない! ありえない! ありえない!
怒りが沸々と湧いて来る。
信じられない。 許されないでしょ!
こんな大切な通知が、携帯へのメッセージだけなんて。
とは言え。
とにかく、無事に頂いたので、とりあえずは喜んでおこう。
ずっと心配してくれていた数名の友人にメールして、ご報告。
⭐️おめでとう! 結果オーライですね!
⭐️よかった、お祝いしましょ!
⭐️全ては予想通りだね。
すぐに受け取ってたら、とっくに日本に戻ってたでしょ?
今月末までパリにいるようになってたんだね。
確かに。
予定していなかったセッションをしたことから、思いがけない展開に発展したのだ。
そう言えば、あの彼。
許可証をかざして、お陰様で、もらえました〜!と、ビズしようかと思っていたのに、姿が消えていた。
彼は、もう帰ったよ。
と、同僚は言っていたけど、まだ、14時ちょっと過ぎで退勤しちゃうの?
私たちが、Prefectureに着いたのが14時だったから、あのタイミングでなければ、彼には会えなかったという事です。
彼と遭遇しなかったら、絶対、1度来て、諦めていたし、今日、許可証をもらうには至らなかったはず。
やっぱり、彼は、地上に降りたエンジェルだったのだと思うんです。
天使くん、ありがとう❤️
いつもいつも有難うございます。
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