酔う? かもしれないね『髑髏城の七人 Season鳥』 | 拝啓、ステージの神様

拝啓、ステージの神様

ステージには神様がいるらしい。
だったら客席からも呼びかけてみたいな。
観劇の入口に、感激の出口に、表からも裏からもご一緒に楽しんでみませんか。

拝啓、ステージの神様。
このドキドキ感は予想通りクセになりますね。
 
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』
3月末からIHIステージアラウンド東京で開幕した劇団☆新感線の『髑髏城の七人』。
花鳥風月とシリーズは続いています。
 
改めて説明しますと、花鳥風月、1年3カ月の間、同じ作品『髑髏城の七人』が上演されます。
客席が回転するという画期的な劇場で、1年3カ月のロングラン。
ストーリーも登場人物も基本は同じです。
しかし、シーズンごとにキャストが変わります。
演出は、いのうえひでのりさんですが、キャストが変わるということは、演出も変わります。
だから衣裳も舞台美術も変わります。
でも、蓋を開けるまでは何がどうなるかさっぱりわかりません。
Season花の時のとてつもなくドキドキした緊張感よりは
すこし安定している?ものの、やはりどんな作品になるの、
どんな映像、どんなスピード感、どんな笑いどころ?があるのかと、
ドキドキしながら、ゆりかもめ 市場前駅を降りました。
 

IHIステージアラウンド東京で髑髏城を観たというと、「やっぱり酔うの?酔った?」と結構聞かれました。

花の時は初めての体感に酔うなどということは皆無。
で、今回の鳥ですが、左右に広がるスピード感ある映像と客席の回転に加え、客席がグーッと前に出る感覚がたくさんありました。
「え? 客席前後にも動くの?」
いえいえ、それは視覚効果によってもたらされる感覚です。
花の時の映像にもあったのかもしれませんが、今回の鳥ではその前後感をより味わいました。
より立体的な動きを感じたのです。
となると、前出の「やっぱり酔うの?酔った?」という質問については
「酔うかもしれないね」という答えになるかもしれません。
腹八分目、乗り物酔いする方や、お酒に弱い方などは、それぞれ
気をつけるといいかもしれません。
 
でも、でもでも、歌あり、ダンスあり、ダイナミックな殺陣があり、
それはそれはアッという間の時間です。
終わった直後に感じたことは、
「いのうえひでのりさん、すごいわぁ。やられたー」でした。
そして、Season風も絶対に観に行くし、こうなってくるとSeason月も
とてつもなく気になる・・・ということ。
 
誰が、何がどうすごいかは、長くなりそうなので、
つづきはまた。
 
IMG_20170804_192459856.jpg
このパンフレットも4冊コンプリートできる日をすでに楽しみにしちゃってます。どう並べて写真撮ろうかな…みたいな気持ちです。
 
<公演日程>
2017年6月27日(火)~9月1日(金)
IHIステージアラウンド東京