幸せのクローバー | よつばのクローバー

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ツマ19年生、ハハ17年生、ニンゲン45
年生な私の日常♪( ´▽`)

こんにちは( ´ ▽ ` )ノ

またまたご無沙汰しているうちに3月になって
しまいました(^_^;)

ひな祭りも終わり、卒園、卒業シーズンが
近づいてきました。また、転勤や引越しの
頼りもちらほら聞こえ始め、お別れの春が
くるのだなぁと思ったりしています。

さて、近況はと言いますと…只今通常業務の他に
社史の編纂といういささかキャパオーバーな(笑)
任務を任されており、連日遅くまで格闘しております。
なんせ、紙は本業でないため勝手がわからず試行錯誤
の連続(´Д` )一度印刷してしまったら、訂正がきかない
と思うとあれもこれも違ってやしないかと半ばノイローゼ
状態(/ _ ; )何としても今年度中に発行しなくてはなので
あと2週間頑張るしかありません。

今朝、駅のスタンドでふと新聞を買いました。
最近は駅売だと大抵東京新聞を買うことが多いのですが
今日は一面の記事が気になって毎日を手に取りました。


福島の医療従事者がこの一年で152人退職したという
内容です。取り上げられていたのは、放射線技師の方。
ご本人は放射線の知識を持つ専門家であり、最初は家族も
彼の説明に納得したが、次第に不安が募り、周りが次々に
避難し、奥さんとの言い争いが耐えなくなり昨夏から米沢市
に避難、そこから通勤されているという。この程他県の病院
に移ることとなり、福島に残る皆んなに後ろめたい気持ちだと
語っていた。

医療従事者だから逃げられないということを、あたかも
通説あるいは常識のように言ってしまうのは乱暴ではないか
と思う。どんな職業についていても、1人の人間であり
家族がいる方は親であったり配偶者であったり子であったり
する。この一年間誰もが考え葛藤し時に喧嘩や言い争いを
して進むべき道を模索してきた。だから、医療従事者が
「152人退職した」と書かれてしまうと、医療関係者なのに
逃げたととらえられてしまう気がしてならない。何人も
今後の道を自由に選択できるよう、せめて世論だけは
それを制限したり批判したりしないで欲しいと思う。
お金も人間関係も健康も保障されないまま、見切り発車で
決断し一歩踏み出す人たちに、どうかエールを送って
いただきたい。そしてはからずも県内に引き続き残る皆さん
への支援とエールもお願いしたい。

さらに中まで新聞を読み進めて行くと、小さな囲み記事が
目に入った。秋田県湯沢市の男性が、退職後病気の回復に
と始めた散歩途中で、継続のためにと四つ葉のクローバーを
探すことにしたのだと。それを押し葉にして乗客への
プレゼントにしてほしいと石巻市のタクシー会社に送った
そう。こんなわずかなことしかできないとご本人は謙遜
されていましたが、小さくても心がこもった活動を続ける
ことの素晴らしさを改めて教えてもらった。



もうすぐ一年が経ちますが、これは単に通過点にすぎない
のです。まだ行方不明の方々が3000人以上、1万5000人以上の
尊い命が失われ、何万人という人が故郷を追われまた家が
なくなり避難生活を余儀なくされているのです。
何も終わってはいません。

私も被災者ではありますが、もっともっと苦しみ困って
おられる方々の力になれることをほんの少しでもできたら
いいなと思います。

よつばのクローバー-DVC00340.jpg

数年前の我が家の春。あの頃は平和だったんだなぁ…