2011.9 料理サロン
7月、8月とお休みさせていただきました。ありがとうございました。
お蔭様で無事娘が元気な男の子を出産いたしました。
私にはもう孫が3人おりますので、4人目となりますが、次女にとっては初めての子どもです。10年ぶりに生まれた孫はそれは本当に宝物のようないとおしい存在でした。1ヶ月間一緒に過ごしましたが、何を見ても笑顔が溢れます。
いなくなるとその寂しさは口では言い表せないほど。
「明日」
明日は、もともと朝という意味でした。それが、中世以降、前夜に特別なことがあった次の朝をさすようになり、やがて、翌日という意味で使われるようになったそうです。明日という漢字が意味するするのは、太陽が明るく照っている時間ということだそうです。やがて迎える日を、明るい日と書くことができるなんて幸せなことですね。どうかこの小さな命、明日がどうか明るい日でありますようにと願わずにおれません。
そうそう話は変わりますが、先般のなでしこJAPANの大活躍、気持ちよかったですね。決勝戦は冷や冷やしながら楽しみました。凱旋後の彼女たちの生活は一変したようですが、今までの冷遇からすると当然の改善だと思います。
「撫子」の語源は、撫で撫でして、いつくしみ、かわいがる子。それほどかわいい花という意味です。確かに淡いピンクの色合い、細い茎、花びらの切れこみがそよぐ風情など、なんともかわいいです。
秋の七草にも数えられ、歌に詠まれる時も、恋しい女性にたとえられることが多いようです。日本古来の美しさを備えた女性の代名詞ともなりました。
現在の彼女たちのたくましさとは似ていないようですが、試合を離れた彼女たちの笑顔や恥らった様子などは、やはり、大和撫子そのものかもしれませんね。
まだまだ暑い日が続く9月ですが、暦の上では8月から秋。
暑さに弱った体には和食がお勧め。少し秋を感じた小会席を作ってみましょう。
夏の色は緑ですが、秋には黄色、紅色と変化していきます。やはり献立にも意識して食材を考えましょう。季節の情景を演出する工夫も大事です。