２０１０・６・１６
夕方、トールの先生でもある友人Mさんから留守電が入っていた。
留守電の声があまりに沈んでいて
”明日のレッスン休ませてください”とのメッセージが入っていた。
まさか、またご主人と何かあったのか・・・と（昔そんなことがあったから・・・）
折り返し電話をすると涙声で
”隠してもおられんから・・・・・”（やっぱり、何かあったんだ！と）
”あのね・・・・・・・・・リックンが死んだ。仕事から帰ってきたらもう死んでいて・・・・・・”
もう言葉になりません。
朝まで元気でご飯も食べていたとのこと。
13年になるラブラドールです。
我が家のクーとも仲が良かったんです。
昔は一緒に散歩したり川遊びをしたりして・・・
クーのほうがお兄さんでしたが、とにかくリックンは若いし、体も大きいのに、クーに遊んで
もらおうと寄ってくる。クーは面倒くさそうに相手してやって、最後には”もういいやろと言わんばかりに
”ワン！！”と威嚇していた。
あともう少し誕生日でした。誕生日には毎年野菜の犬専用のケーキでお祝いしていました。
そのケーキを一口で食べてしまうと・・と嬉しそうに話していました。
我が家も同じでしたが、夫婦のかすがいになっていました。
リックンがいる間はけんかもできないと言ってました。
つい一週間ほど前にも会ったばかりでした。
人間のためにケーキを買っていったのですが、ｔｙっと油断をした隙にお皿に載せたアップルパイを
パクッと一口で食べてしまいました。
もう叱られるしかられる・・・・
ショボンとしてましたが。
”してやったり！”といった顔でした・
思い出はいっぱいあります。
福岡の帰りに彼女の家に寄ってきました。
まだ本当に眠っているようでした。
体も温かい感じでした。
1年前のクーの姿とダブりました。
ようやく薄れてきた悲しみがまた蘇ってきたようです。
辛いです
彼女の気持が痛いほどわかります。
何も声をかけられないです。
クーちゃんと同じお墓に入るそうです。
リックン、大丈夫だよ。クーちゃんが待っててくれるから。
また一緒に遊んでもらいね。
クーが亡くなったときにみんなに言われました。
十分にかわいがってもらった犬は必ず飼い主に迷惑をかけないように
亡くなるんだよって
リックンもそうでした。
家族の一員として充分に満足していたと思います。
きっと感謝してるよと彼女に言いましたが・・・
知らずに仕事から帰ってきた息子さんが
リックンを見て大泣きをしていました。
ほんとうの兄弟みたいだったものね
眠れない夜になりそうです。