2009.3.11
9日に引き続き、今日も久留米に行って荷物の整理と運搬です
マンションも来月くらいまでそのままでいいということなのだが、できるときにしておこうと
2時間ほど荷物の整理をしていたときのこと
ほとんどの家財道具は処分します。でもその中にもし、大事な物があってはいけないので
とりあえず引き出しの一つ一つ確認していきました。
7年前に亡くなった義母の桐の和ダンスも手付かずのままです。
全部持って帰って着なさいと義父は言うけれど、サイズはあわないし、それを直すには
膨大なお金がかかります。
古着屋さんに持ってかえってもらおうと思っています。
そのたんすを調べていたら懐かしい物が出てきました。
私が結婚してすぐの頃です。始めて主人の両親が揃って我が家を訪れたときに
趣味でしていたアートフラワーの小さな花束とコサージュを義母にプレゼントしたのです。
その時はまだ元気だった義母はうれしそうに貰ってくれました。
女の子がいなかったのでこんなかわいいもの貰ったことなかったとほんとうに嬉しそうでした。
それから両親は新潟から久留米に引越しをして、義母もすぐにアルツハイマーを発症して30年近く
寝たきりの生活になりました。
おかあさんの荷物も触ったこともなく、亡くなられたときもお義父さんが全部処分しようとしたときも
まだしばらくこのままにしておきましょうと言ったきり何もせずに今日まできました。
どんな荷物があるかも知りませんでしたが、まさかこんな品物が出てくるとは
思いも寄りませんでした。
それもほとんど色も褪せずにきれいなままなのです。
こんな布製の花は年月が経つと色もあせて、埃などもかぶりきたなくなります。
小さな紙の箱に入っていて
その箱の裏に 「akkoさんから頂く」とお義母さんの美しい几帳面な字で書かれているのを
見ておもわず涙がこぼれました。
今までは正直心から泣くほどの深い思いに至ったことはなかったのです。
それが今日その花を見て
嫁が作った拙いできばえの小さな花束を大事においてあった義母の優しさに
グッときてしまいました。
たまたまおいてあっただけかもしれませんが、なんか暖かい気持ちになってこの花を持ってかえってきました。
それがこれです。
そのあと義父のホームに行きました。
まだ入居して3日目です。
慣れないのはわかりますが、こんなに文句が出るか・・・・?とおもうほど
不満たらたらでした。
片付けるより先に義父と買ってきたアイスを食べながら不満を黙って聞いていました。
ホームの方からはさっそく色々なご注意がありました。
”寝酒を飲んでいるのを見つけましたと
お酒は厳禁とお願いしてあります”と
”すみません、寝つきが悪い時に少しだけというので黙認しました。”と平謝り
(主人もあんなに説明書読んで、直々に説明も受けているのに、気が付かなかったのかしら・・・)
”洗濯物はポケットの中身は出来るだけ御自分でとお願いしています。
何もないといわれたのでそのまま洗ったら財布が入ってました”
(これは向こうの不注意もあるでしょう・・・・たくさんの洗濯物いちいちチェックできないのかな・?
でも認知症などの方もいるでしょうに・・・)
だから引き出しの上にお札が干してあったのか・・・・
まあお互いが理解しあうのにはもう少し時間がかかりそうです。
ちなみに義父の部屋です。
あっという間に散らかっていました。




