2009・2・23
最近はサロンの仕事が忙しく、なかなかゆっくりできない。
クーの散歩もどうしてもおざなりで、散歩を楽しむことがない。
まあ以前の家なら散歩コースに田んぼや畑があったりして、すぐに春の息吹を感じることもできた。
土筆やふきのとうも自然に目にした。
かんぞうや野蒜などの野草も摘むことができた。
街中このマンションに越してきて便利な生活を享受しているが、やはりどこか寂しく感じるのは
このせいなのかもしれない。
完成された既成の公園は芝生もきれいだが、野草には縁がない。
ところが今日少し違う道を歩いた。
古い民家が壊されていた。
時々前を通るとき、だれも住んでいないように見えた。
崩れた瓦や剥げ落ちた壁が今にも家全体が崩れるようだった。
その家が跡形もなく壊されていた。
ショベルカーが置いてあったのでこの残骸もトラックに詰まれてきれいな更地になるんだろう
塀も壊され空き地になったその家は狭いと思っていたが、ずいぶん広く見えた。
庭だったろう場所にはまだ色々な樹木が残されていた。
きっとここの住人だったおばあさんが丹精こめて育てていたのだろう(これはまったく想像・・・会ったこともない)
見回していると雪ノ下のそばにたくさんの蕗の薹が覗いていた
もうずいぶん大きくなっているのもあったが、まだ硬い蕾も見えた。
おもわず周りを見回し、誰もいないのを確かめてその瓦礫の中に入っていった。
少し蕗の薹を頂いてしまった。
きっと明日になればショベルカーで庭中掘り起こされるに違いない
スコップ持ってきてあれもこれも欲しかったが残念
さっそく蕗の薹味噌を作りました。これ残りです。
最近はデパートや八百屋さんで買うしかなかった春の野草たち。思わぬとこで出会えました。
ちょっとうれしくなった日でした。
こんな小さな喜びも感じなかった昨今、ちょっと反省もしました。
