こんな雨の日は読書三昧 |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.7.8雨

  昨日一日でしたね、晴れたのは。

今日は朝から雨です。

山登りの予定をしていたので、ちょっと拍子抜け

さて主人もいるし、置いて出かけにくいし・・


ゆっくり読書でもすることにしました。

次女が書店に勤めていることは前にも書きましたが、さすが本好きの彼女

もちろん仕事柄もあるでしょうが、彼女の部屋はまたたく間に本がたまっていきます。

”これ全部読んでるの?”

”なかなか忙しくて、文字どおり積読になってるわ”

”どれがおもしろい?”

”う~んそやね お母さん好みやったらこれなんかどう?”


という具合に勧められたのはつぎの3冊

1冊は雑誌、2冊は単行本 ちょっとの時間で読めそう


「ecocolo] エココロ  


        最近大変興味を持っているエコの雑誌です。

    地球にやさしい住まいのあり方、自然と人間の豊かな関係を作るための提言

    心地いいをキーワードにオーガニック子済めや野菜を中心としたグルメなど

    全体的なトーンが生成りといった感じの本でした。

    もちろん雑誌なので軽く読みやすかったです

    みなさんはご存知でした?


「海のふた」 よしもと ばなな作


    よしもとばななさんは若い作家の中でも好きな作家の代表です。

    繊細な中に若さ溢れる切り口ですっかりばなな節は定着しています

    この本はいままでのイメージとは少し違いましたが、挿絵というか版画家

    の名嘉睦稔(なかぼくねん)氏の版画がいたるところにちりばめられて、それが違和感

    なく小説にすんなり溶け込み、倍楽しんだ感じです。

    彼の版画は優しくて暖ったかい絵ですね。


    若い人が希望を失わずに日本の自然を愛していけますように。


   というばななさんのメッセージがそのまま伝わるような小説でした。


    彼女の幼い頃からの思い出の地”西伊豆の土肥”が物語の舞台になって、そこに

    もどってきた主人公の”まり”ちゃんが開くカキ氷屋さんと”はじめ”ちゃんのひと夏の物語です。

    そこで色んな人とのかかわりの中で何かを感じて自分を見つけていく二人の少女

    

  

                                これが名嘉さんの版画の挿絵です。

アルケミスト」 パウロ・コエーリョ作

    これは翻訳本でした。

    アルケミスト(錬金術師)と羊飼いの少年の物語

    少年の夢であるピラミッドを目指してたびをする そこに行けば宝物が隠されている

    ということを信じて

    しかし本当の夢とは、人生とはということをアルケミストの言葉や行動の中に

    見つけていく物語です。

    ファンタジーなお話でした。


    

う~んちょっと疲れたかな~


”ママもうすく3時よ”という主人の声で現実に戻り


そうだ今夜は舅の家に行く約束があったんだ

一緒に食事することになっていたのをすっかり忘れていました。


さあ大変!現実現実!