Japanist最新号のお知らせ♪ | 幸せの隠し味♡~エッセイスト・整理収納アドバイザーのおうちと暮らし~

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大好きなインテリアのこと、DIYや収納のこと
時々、文筆のお仕事のことも
気ままに綴っていきます♪

みなさま、おはようございます。

 

読書週間特集?第二弾。

 

執筆した記事が掲載された季刊誌『Japanist

の最新号、第39号のご案内です。

 

「ニッポンに詳しくなろう」をテーマに

日本の文化、歴史、風土、政治にいたるまで

深く掘り下げた記事で構成されている

季刊誌『Japanist』。

表2(裏表紙)には、

私の新刊、『攻める老舗』の広告まで作っていただけました!

出版社ページはこちら

 

今回、私は「女性でも丸坊主」!

という厳しいルールを課す、丁稚制度を40年も続けている

高級注文家具の秋山木工代表、秋山利輝さんを取材させていただきました。

 

本来は6ページ7200文字のところ、

8ページ10600文字に拡大してお伝えしています。

かねてより(もう10年くらい)「気になる会社」「気になる人」だった秋山木工、秋山代表。


今までどうしてJapanistに登場しなかったのか???

というくらい、"Japanist"!(笑)

 

たまたま今年私が関わった大学の講義で、ゲストスピーカーとしてお呼びいただくことになり、
講演を聞き、そして同行された丁稚さん3人の佇まい、自己紹介などに魅了され、完全にノックアウト!

私、職人フェチですから(笑)

 

その場でJapanist取材をお願いしました。
秋山代表も毎号お読みになっていただいていたようで、

さらに、前々号で取材した「ブックソムリエ」清水克衛さんとはお友達とか!!!

即ご快諾いただき、取材は3時間経っても、

まだ23歳(現在75歳(笑))だったことは、すでにお話したとおり。

 

なぜ、秋山代表は、丁稚制度にこだわるのか。
なぜ、厳しい環境に身を投じようとする若者たちは絶えないのか。
(驚くべきことに、難関国立大出身、300年以上続く老舗の9代目など、素晴らしい若者たちが、丸坊主(※女性も例外なし)も辞さずにやってきます)

秋山代表のもとには、講演依頼が引きも切らず、ご著書は話題となり、中国でも出版されています。

 

平成の世も終わろうとしている今、
あらためて、日本文化の継承とは、
職人とはなにか、
本物の人間力とは、どうやって培われるのか。
考えさせてくれる事例です。

ほかにも読みどころ満載のJapanist

 

じつは、10年前の創刊から携わらせていただきました。

 

毎週、帝国ホテルのロビーやバーラウンジで

編集長や主要な役割を担う人たちと

日本の未来のために必要なものとは?

と、語り合いました。

 

そして、未来の子供たちが、自分の国を誇れるようにしたい。

文筆業の私たちができること、

それは、文章を通して、それを伝えていくこと。

 

カメラマンやマーケティングディレクター、

志をともにする人たちとの語らいは、夢にあふれていました。

 

未熟な私も、この雑誌のおかげてずいぶんと鍛えられました。

 

日本を代表する論客、故・渡部昇一さんと対談を果たしたときには

高校生からの憧れだったため

本当に胸が高鳴りました。

同時に、生半可な質問はできない、という緊張も。

渡部先生亡きいま、かけがえのない財産となりました。

 

その他にも、素晴らしい人々との出会いと作ってくれました。

 

広告を入れると広告主の色がついてしまう

 

という懸念から、他社の広告を入れないという

潔い(よすぎる?)信念のもと、

定期購入とネット限定で販売してきました。

 

残念ながら、丸10年をもって、出版終了という決断を

編集長がされ、あと一号、第40号でをもって

終了となります。

 

紙の時代は終わりなのかしら…と寂しくなります。

 

WEB発信も必要ですが、私の個性を生かせる場は、

やっぱりこうした重厚感のある、

どっぷりと読みごたえ感のある誌面だと思っています。

 

以前、夫が仕事先で出会った経営者に(わりと有名)

私の仕事をご紹介しようと『Japanist』をお渡ししたら、

「キミ、これに掲載されることは、一種のステイタスなんだよ。

奥さん、良い仕事してるな」

と、言われたそうです。

編集長にお伝えしたら、とても喜んでいました。

 

広告も取らず、血肉を注いだわが子のような雑誌が

そのような評価をされていると聞いて、

さぞ嬉しかったことでしょう。

 

そんな熱い人たちが作り、熱い人たちが掲載されている

Japanist』。

 

みなさまもぜひ、読書の秋に、
文化の秋に、秋の夜長に。

お手に取っていただけたら嬉しいです。

 

みなさまの一日も、文化的で有意義なものとなりますように!

 

schoenen Tag noch!