おはようございますm(__)m
インスタグラムにはちょっと載せたのですが、
言葉で残したくて、ブログにも書きたくて、書きます。虫が苦手な人は写真を見ないでください。
今年は初めて
カブトムシのつがいをもらいました。
去年ももらうかどうかを迷ったのですが、
まだ子どもたちが虫の世話をできそうにはないなと思い、もらいませんでした。
今年は心も体制も整え
満を持して、カブトムシの飼育を始めました。
「自然には勝てないけれど、うちに来てよかったと思ってもらえるようにお世話をしよう」と最初に決めて。
7月初めにもらってきて
二人とも興味津々。
オスを「カブ」、メスを「ブト」と名付けました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190928/09/akko-1005/8d/f6/j/o1080108014601035802.jpg?caw=800)
もともとは虫が苦手で、最初はカブトムシに触れなかった子どもたちも
世話をしていくうちに平気で触れるようになりました。
毎日声をかけ、虫かごをふき、
餌を交換しました。
7月には飛行機で沖縄に行ったのですが
預け先もないし、何日も留守にしたら死んでしまうので
虫かごを紙袋に入れ、周りに見えないようにして
連れていきました。
ホテルのお姉さんには
「えらいねー!カブトムシのお客さんは初めてだよー!幸せなカブトムシだね!」
と言われ、息子たちは嬉しそうにしていました。
沖縄は虫が多いし強いので
カブとブトに虫がつかないようにするのに
こまめにスプレーしたりカバーをつけたりしてがんばりました。
また、キャンプにも連れていき
嬉しそうにお友達にも紹介していました。
8月には幼虫を確認し、
成虫と虫かごをわける作業をしました。
普段は強気の次男の、慎重で優しい扱いが印象的でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190928/09/akko-1005/7d/76/j/o1080086114601035809.jpg?caw=800)
成虫と幼虫と卵で、かごは合計3つになりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190928/09/akko-1005/1d/6f/j/o0810108014601035815.jpg?caw=800)
子どもたちはたくさん泣いていました。
私もおいおい泣きました。
大げさではなく
命は果てることを彼らが知った夜でした。
その日からというもの
子どもたちは毎朝、帰宅後、時間があれば虫かごに向かいました。
カブ、今日も元気だね!
そうして毎朝毎晩お世話を頑張っていた子どもたちですが「カブもいつか死んじゃうの?」と時々不安そうにしていました。
そして。
ブトが死んで約1ヶ月後
ついにカブも死んでしまいました。
もちろん彼らは泣きましたが
その涙はブトの時の「後悔」の涙ではなく
ちょっとあったかい涙でした。
できることをできるだけやったから後悔はなかった。「悲しい、寂しい」でも「ありがとう」の涙。
両手を合わせて目を閉じた子どもたちの
「うちに来てくれてありがとう」という言葉に
ああ、伝わっている。と。
死ぬってことは
当たり前のことなのだけど
当たり前じゃない。
生きるってことも、そう。
子どもたちも私も
ひとまわり成長した夏。
今年の夏
我が家はカブトムシ一色でした。
一つ減って二つになった虫かごです。
これからも卵と幼虫を大切にしたいと思います。
カブ、ブト
ありがとうね。
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