※ネタバレなし Aqours 3rd LOVELIVE!Tour〜HAPPY PARTY TRA | あっきりんのブログ

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日々のことや、イベント・ライブの参加エピソードなどをつづっていきます

みなさん!
※本当のライブはもちろん3日目はありませんよ!
しかもタイトルが少し違う…?

ライブが終わった、9日月曜日です。
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突然ですがクイズです。
どこかわかりますか?
正解は…こちら!

こちらの記事でHPTの発売直後に考察しましたが、今日は遠征の最後に、あの聖地へ向かうことにしました。
OyxEV0GfVo.HEICサラリーマンやOLが行き交うビル街を尻目に、我々はレンタカー屋に集まりました。 
グルメン4人+同行者の総勢5名、いざ豊後森へ!

もちろん車内ではAqoursの曲を聴きながら、安全運転で向かいます。
高速を走ること1時間と少しで…
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見えてきました!

◯旧豊後森機関庫・転車台
九大本線の要衝である豊後森に構えられた車庫。最盛期には21両ものカマが在籍したそうです。
戦中、戦闘機から機銃掃射を受け、生々しい傷跡も残されています。

蒸気機関車が廃止され、ディーゼルカーなどに変わったことで役目を終え、レールも剥がされてしまいました。
現在はJR九州から地元の玖珠(くす)町が敷地と建物を買い取り、栄華を今に伝えています。
署名の甲斐あり産業遺産にも指定されました。

この機関庫、扇型機関庫ともいい、英語ではラウンドハウスとも呼ばれています。
そして転車台(ターンテーブル)は、カマの向きを変えるために設けられた設備で、最盛期には日本全国にありました。
最近では、東武鉄道がSL大樹(この子は北海道のC11 207号機ですよ!)の運転に使うために、新たに設置した例があります。
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うわぁー本物の
蒸気機関車だよー
千歌も興奮気味!
福岡公演とは打って変わって見事な快晴となり、そこそこの数のライバーもいました。

◯29612号機
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そして正面に置かれているカマが、29612号機。
こちらは豊後森に後から加わった機関車です。

29612号機は、北九州の門司などで活躍した後、福岡県の志免(しめ)町に長らく置かれていましたが、荒廃が進み、市役所でも修理の予算が下りず、解体されそうなピンチになってしまいました。
2014年、当時カマがなかった豊後森が引き取りに名乗りを上げ、無事に生きながらえることとなったのです。

大正時代に、初めて大規模に量産された、古いカマでありながら、D51やD50などの新しいカマよりも引き出し力に優れているため、亡き祖父をはじめ機関士(ぽっぽや)からはキューロクと呼ばれ、評判はずっと良かったそうです。
そして黎明期から、日本の蒸気機関車としては、一番最後まで、北海道の追分駅の入れ替え用として残ったのが、この9600の仲間であり、全国に保存されていますが、ここまで美しいものはなかなかありませんね。

◯豆知識
ちなみに、なぜ29612という番号なのか?
9600型は、その1番機が9600から始まっていて、100両目が9699になります。
では101両目は…?
9700、ではなく10000を足して19600となります。
つまり29612は、213両目に作られたカマということになります。

29612号機は、現役時代に豊後森に在籍した記録はありません。
しかし、そんなことはあまり関係ないでしょう。
機関庫(扇型庫)の建物だけでなく、それをねぐらとしたカマも一緒に置かれることによって、どんな施設であったのかが、よくわかると思います。
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このドッシリしたサイドビューが好きです。
こちら、左側は機関士の座る運転席であり、右側は助手席になります。
亡き祖父がカマを操ったのはこちら側。
HPTの映像では果南は右側に座っていますが、本来ならこちらに座るべきでしょう。
鉄ヲタの血が騒ぎ、何枚も撮りました。
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千歌も機関車の歩み板に乗ってご満悦。
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機関庫の脇には、ミニSLが運転できる線路もありました。
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こちらが転車台です。
豪雨の雨水が溜まっています。
いつか、回転するように復元して欲しい。
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29612号機から俯瞰してみます。
このあたりもたくさんの線路があったそうですが、今はきれいに芝生が整備されています。
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29612号機を前に、メンバーでユニフォーム+法被合わせ。
そして…
最初に紹介した通り、我々は4名(+同行者女性)で行きましたが、当然Aqoursの9人には足りず、困っていると…

「一緒にどうですか?」

入り口付近にいたグループが声をかけてくれました。
向こうもちょうどメンバーが足りなかったそうで、合わせる(推しが被るひとは分担)と9人揃え、
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なんと!
HPTのジャケットが完成!
これは
9人でこんなこと
出来るなんて
なかなか無いヨ!byマリー
良い思い出になりました。
yqerQ7gU5k.HEIC今回レンタカーで借りた、トヨタC-HRです。
わたしはナビシートに座りましたが、座り心地が良いのはもちろん、段差を乗り越えても揺れは少ないですし、追い越し車線に入るのでも十分なトルクがあります。
これはなるほど、売れるわけですね。

30分余り、豊後森のひとときを楽しみました。

あとは高速を戻り…
博多駅で、新幹線帰りの友人を降ろします。

わたしとドライバーの二人で、空港近くのレンタカー店に返却に向かいますが、ナビが示した付近に建物が見つからない。

そう言えば途中で過ぎたような…?

Uターンして、通り過ぎた場所に行くと、やはりそこがレンタカー店でした。
このことを送迎車のドライバー氏に聞いたら
「あぁ、移転したんですよ。半年くらい前に。
前はもっと空港近くにあって、みなさん送ると言っても歩いて向かったんですけどねぇ。」
電話番号で検索してくれと言われたのでナビに入れたんですが…
「多分前の番号だからですね。どこの支店ですか?◯◯支店?うーむ、クレーム入れときます。」
とにかく、無事返却を済ませ、送迎車で福岡空港まで送ってもらいました。

ここからは、各自乗る飛行機が違うため、お別れとなります。
我々は来月のアニサマに参加するため、再会を誓って別れました。
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福岡も快晴でしたが、機材繰りや滑走路混雑があったために、わたしが乗った便も、滑走路から20分も離陸できず、この遅れのまま千歳に向かうことになってしまいました。


さらに悪いことに、こんどは千歳線が人身事故のために遅れており、結局予定よりも1時間以上遅れて我が家に着いたのでした。
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どうにか、無事帰宅しました。

ライブそのものも良かったのですが、何よりも、厄介などという言葉が無縁な、豊後森のライバーのみなさんの温かさ、気さくさに感激しました。
ジャケット写真、一生ものの思い出です。

そして、鉄道ファンとしては、豊後森のかつての賑わいを今に伝える貴重な機関庫や、大正時代から走り続け、再び安住の地を得て美しく整備された29612号機にも感激しました。

誘ってくれた友人の方、
豊後森のライバーのみなさん、
ありがとう
ございました!
Aqours
Sunshine!
ー3rd福岡遠征記 完ー