【今週の暗誦聖句】

「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」使徒の働き 1章8節

 

【今日の聖句】

「主よ 思い起こしてください。あなたのあわれみと恵みを。それらは とこしえからのものです。」詩篇 25篇6節

 

「しかし、私たちの救い主である神のいつくしみと人に対する愛が現れたとき、神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。」テトスへの手紙 3章4,5節

 

【おすすめ】

 人が祈り始めたのはいつでしょうか。創世記4章には「セツにもまた、男の子が生まれた。セツは彼の名をエノシュと呼んだ。そのころ、人々は主の名を呼ぶことを始めた」(26)と書かれています。もちろん、祈りが神との交わりと理解するならば、人が生きるものとなってから既に祈りはあったと言えますが、いずれにしても、人は「祈る存在」であることを聖書は教えています。

 

 救い主イエスが人として来られるまで、どれだけ多くの祈りが積まれて来たことでしょうか。悔い改めの祈りがあり、救いを求める祈りがあり、涙と共にあわれみが求められ、しかし感謝と喜びの賛美がささげられてきたことでしょうか。

 

 そして今、私たちはどのような祈りを献げているでしょうか。主イエスが再び来られるまで、どのような祈りを積んでいくのでしょうか。悔い改めの祈りを、世の救いの祈りを、救い主である神のいつくしみと人に対する愛が現されたことの感謝と喜びを、宣教の働きがみこころにかなった形で進められるように助けを求める祈りなどを、私たちは日々献げて行くのです。なぜなら、私たちは祈る存在だからです。