【今週の暗誦聖句】

「もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。」ガラテヤ人への手紙 2章20節

 

【今日の聖句】

「わたしはあなたの神、主、イスラエルの聖なる者、あなたの救い主であるからだ。」イザヤ書 43章3節前半

 

「すると雲の中から言う声がした。『これはわたしの選んだ子。彼の言うことを聞け。』この声がしたとき、そこに見えたのはイエスだけであった。」ルカの福音書 9章35節

 

【おすすめ】

 神は、聖書のみことばを通して、迷わずに救いを求めることができるように、ただひとりの方を指し示して「これはわたしの選んだ子。彼の言うことを聞け」と言われました。「9.11」以来、殊ここ日本では「一神教は害。多神教の精神こそ平和への道」と言った、実は一神教を除外する(つまりは世界の大半の人々を除外する)矛盾した理論が横行しましたが、「神が示された救い主を信じる人は誰でも救われる」と言う他にはどこにもない、非常に明確で寛容な神を聖書は教えているのです。

 

 このキリストにあって神と人との間を隔てていた私たちの罪と咎の壁は取り除かれ、それゆえにユダヤ人と、ギリシヤ人を代表する異邦人の壁は取り払われて真の平和がこの地でつくられていくのです。

 

 私たちが生きる時代は、この明確な救いの声を小さくさせる誘惑に満ちています。どこに原因があるのでしょうか。恐らく最大の原因は、「イエスを伝えるほどには知らない」と言う恐れかと思います。でも聖書が私たちをキリストへと導くように、私たちにも、人々をただキリストへと導くことが求められているのでしょう。なぜなら救いはただキリストにあるからです。

 

「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」 使徒の働き 4章12節

 

 

※聖書はすべて「聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会」から引用しています。