クリスマスおめでとうございます!

 

いと高き天には栄光が、地には平和がみこころにかなう人々にありますように!

 

【今週の暗誦聖句】

「御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。』」ルカの福音書 2章10節

 

【今日の聖句】

「燕や鶴のように私は泣き、鳩のようにうめきました。私の目は上を仰いで衰えました。主よ、私は虐げられています。私の保証人となってください。」イザヤ書 38章14節

 

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」ルカの福音書 2章11節

 

【おすすめ】

 聞く耳を持たないイスラエルの中で、神のさばきを伝え続けたイザヤの霊の戦いとその叫びが響き渡ります。その祈りは天におられる主なる神に届き、数百年の時を超えて完全なかたちで現されました。

 

 「恵みとまことに満ちた方」イエスを見た使徒ヨハネはこう宣言します。「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。信じない者はすでにさばかれている。神のひとり子の名を信じなかったからである」(ヨハネ3:17-18)と。

 

 御使いは羊飼いに喜びの知らせを伝えました。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」羊飼いたちは御使いが言った通りであることを見て、そこにいた人たちに知らせました。そして神をあがめ、賛美しながら帰りました。

 

 その賛美を聞いた人たちは、どのような反応を示したでしょう。聖書はそのことについては何も語りません。むしろ、その賛美を聞いても誰も関心を示さなかったかのような空気が漂っているように感じます。まるで聞く耳を持たないイスラエルの中で、神から預かったことばを伝え続けたイザヤのように。

 

 福音宣教とは、キリストを証しするとは、どの時代にあっても神に無関心な人々に対してなされていくものなのでしょう。そこには激しい霊の戦いがあります。でも私たちはパウロのことばに励ましを受けて、決して諦めることなく人々を愛して、このクリスマスに人となってくださった神を賛美し、伝え続けるのです。世界の中心で愛(この方こそ、主キリストです)を叫ぶのです。

 

 「私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。私は福音を恥としません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。」(ローマ1:15,16)