願掛けの方法、断ち物とは?

 

断ち物とは、神仏に願掛けをした時に、自分の好きな食べ物や嗜好品もしくは薬などを絶って、禁欲により願掛けを強力にできるという民間信仰です。

 

人それぞれ好きすぎて執着してしまうものはあるでしょう。例えば大好きな漫画やドラマ、映画、音楽、ゲームなどなど、それらに一切関わらず封印する。通常は願掛けした願いが叶うまで断つ場合が多いが、生涯にわたって断ち続けるという人もいる。歴史上の人物では、上杉謙信の女断ちと春日局の薬断ちがある。

 

一説には、上杉謙信は武人の守り神である仏教神毘沙門天を厚く信仰し、戦の勝利を祈って「生涯不犯」(一生女と性交渉を持たない)という誓いを立てたと言われ、実際に謙信には正妻や側室は存在した記述はない。あとは、女性だったという説もある。

 

毘沙門天の化身とされる名将上杉謙信は、実は、女だった。

 

それから、春日局の薬断ちです。春日局は三代将軍徳川家光の乳母で、幼いころ大病を患った家光の命を助けるために薬を断ち、臨終の床にあっても一切の治療を拒否したことで知られる。

 

具体的な願掛けのやり方

 

願掛けとは自分の願いを神様や仏様の前で宣言すること。

願掛けするときは、神様に叶えてもらうというよりも、神様の前で自分の願い事を宣言し、迷いやネガティブな気持ちを断ち切る気持ちが大切です。

神社を参拝するときは、二礼二拍手一礼が基本。

お参りとは、神様に会いに行くことであり、自然とつながるスピリチュアル体験です。

 

京都の紅葉は今見頃

 

誰もが自分の願い事を叶えたいと思い、神社に参拝するでしょう。でも、神社では自分の願いを祈ることは不浄とされていて、清浄な状態で祈るためには、自分を取り巻くすべての人へ想いを込めることが必要なんです。

 

実は人のために祈ることで、自分自身が救われるのです。逆に言えば、ことわざで「人を呪わば穴二つ」とあるように、人を呪うようなことをすれば自分にも呪いが跳ね返ってきて自分のための墓穴も必要になってしまいます。

 

それで、「祈る」とは国語辞書には、1神や仏に請い願う。神仏に祈願する。2心から望む。願う。と記されています。しかし、日本語の「祈り」という言葉の語源は 「生宣(いの)り」で「い」は生命力、「のり」は宣言を意味する。ですから「いのり」は生命の宣言なのです。人類は宗教を生み出すずっと前から祈りという行為を続けてきました。それは、祈りには思いもよらない力があることを実感していたからでしょう。

 

なので、実際に神の力でご利益があるかどうかは別にしても、「〇〇という目標の達成のために努力します」と神と約束すること自体、願いを叶えるすごいパワーをいただけます。