Appleの創設者、スティーブ・ジョブズがヨガに傾倒していたのは、有名な話です。ジョブズは、大学中退後にインドへ旅に行ったり、ヨガや禅といった東洋思想に影響を受け毎日瞑想を実践していたという。それにミニマリストで、ヨガの教義はアップルのシンプルで魅力的な製品にも反映されている。そして、彼の愛読書は『あるヨギの自叙伝』だった。

 

 

スティーブ・ジョブズが生涯読み続けた愛読書、あるヨギの自叙伝

 

スティーブ・ジョブズの葬儀で参列者に配られたiPadに、彼自身が唯一ダウンロードしていた本が『あるヨギの自叙伝』だった。このヨギこそ、パラマハンサ・ヨガナンダだ。1893年、インドのベンガル地方で生まれたヨガナンダは、子どものころから霊性に目覚め、予言者に「将来、彼は多くの人を覚醒させる」と言われた。

 

  世界のエリートが取り入れ始めているヨガの習慣

 

アップルではヨガクラスが開かれ、グーグルでもヨガの教義を取り入れたリーダーシッププログラムを開発して実行している。シリコンバレーのビジネスエリートたちもヨガの習慣を取り入れているようだ。そのヨガの本来の目的は、呼吸法や脱力を身に着けることにより、精神と体のバランスを整え、心身ともに健康になることです。体が健康なら、さまざまな環境の変化などに適応することができる。それには、毎日続けることです。

 

 スティーブ・ジョブズの言葉

 

 

「人は形にして見せて貰うまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」

ジョブズが生み出したiPhoneは世界を席巻して今ではスマホが当たり前になりました。ヒット商品を狙い、新規事業の成功を目指すのであれば、データや既存の顧客を振り返っても意味がありません。「見えないもの」を見る、先回りして未来を感じ取ることができる感性が必要になるのです。見えない未来を感じ取るためには、東洋思想の精神が重要になります。東洋思想では、目に見えない本質の探究を重視してきました。老子は道(タオ)と表していましたが、ヨガや禅でも真理の探究は同じといえるでしょう。