今回は、トルストイ、ツルゲーネフと並ぶロシアを代表する文豪、フョードル・ドストエフスキー(1821~81)の名言を紹介します。

 

 

《名言》

「コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。 幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない」

 

近年、山登りは欧米的な「山の征服」という考えになってます。 頂上に立たなければ、山登りではないという思想です。確かに山頂に行くのが目的だけど、自分の足で登ることが楽しいから登るんです。つまり、目的地に行くより一歩一歩、楽しく歩くことの方が大切な目的のはず。

 

山登りと同じように、大学受験だって、合格だけを目標にすれば、そのための受験勉強がブルーになってしまいます。たとえ、難関大学に合格した大学生でも、五月、六月になり、すっかり意気消沈してしまい、やりたかったこともやりたいと思えなくなってしまい、鬱っぽいような感じなるケースもあります。

 

だから、ドストエフスキーは目的や目標に、こだわるなといっているわけです。「幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求」とあるが、山登りそのもの、勉強そのものを楽しめと。

 

でも、プロセスが大事とはいえ、辛く苦しく、しんどいことを楽しめる?普通の人は、ご褒美がないと頑張れないですね。