パニック障害は、珍しい病気ではない。ストレスを感じている人がなりやすいと言う。
突然、頻脈発作が起き呼吸困難、吐き気、めまい、ふるえ、発汗などが起こり、死んでしまうのではないかという恐怖に襲われる。
多くは十分以内にピークに達し、通常は数分から数十分で自然に収まるので、あわてずに冷静に対応することが大切です。
過呼吸・パニック発作時の対処法
「過呼吸」は、「パニック発作」の症状の1つ。「過呼吸」は、「不安」や「緊張」を強く感じて息苦しくなり、たくさん息を吸おうとするために起こります。体内の酸素が増え過ぎ、逆に二酸化炭素が少ない状態になるため、頭がぼうっとしたり、手足がしびれたりします。
発作が起きたときは腹式呼吸を静かに繰り返せば、自分で治めることができる。 ただし、発作時は息がうまく吸えないという焦りで圧倒されてしまうので落ち着くことが肝心。以下の4つのステップで、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返せば数分で治まる。
1.いったん息を止める
2.お腹に手を当てて静かにゆっくりと息を吐く
3.吐ききったら自然に息を吸う
4.お腹が上下するのを確認しながら腹式呼吸を繰り返す
大切なのは、「吐く息をゆっくり長くする」ことです。
パニック状態になったときまずは、このことを思い出してください。
腹式呼吸はゆっくりと息を吐く時に副交感神経が優位となるため呼気時に意識を向けるとよりリラックスすることができます。息を吐きだす時はイライラや疲労などネガティブなものを吐き出すイメージで行いましょう。
楽な姿勢をとる
(© 2021 gettyimages)
発作中は前屈みかうつ伏せになり、静かに呼吸をしていると自然に腹式呼吸となり、気持ちが落ち着いて、心身が安定して症状が落ち着いてきます。
パニック発作は、薬でのコントロールが可能です。セラピー(認知療法)でも治療することができます。症状が収まったら、心療内科か精神科を受診して、再発を予防しましょう。
薬は、発作が起きてから飲んでは遅いので無理せず受け入れて、いったん収まるまで、やり過ごした方が良いです。
症状と不安のコントロール法を、専門医がアドバイスする一冊。
突然息が苦しくなる「過呼吸」は、「パニック発作」と呼ばれる症状の1つ。一度や二度なら心配ないが、発作が続く、発作が不安で電車に乗れないなど、日常生活に支障が生じたら、それは「パニック障害」かもしれない。
50人に1人の割合で誰でもかかる可能性がある「パニック障害」。発作への恐怖感のあまり、つい薬に頼る人が多いが、実はパニック障害は、薬なしのほうが早く確実に治るようだ。
●自分の1分間の呼吸数を数えてみる
●抗不安薬は1週間飲んだだけで依存症状ができあがる
呼吸法とリラクゼーションの方法が具体的に書かれているので、自分で治したい人には参考になると思います。
いたずらに薬物に頼らずに、認知行動療法を活用する。安易に薬を処方する医師が多くいるとのことで、著者の考えは、患者の生活を考えた適切な治療なのかもしれない。

