ふとした瞬間に香りを嗅いで、
懐かしい思い出がよみがえる
ってことありませんか?
これはフランスの作家、マルセル・プルーストが書いた小説「失われた時を求めて」の中で、語り手である主人公がマドレーヌを紅茶に浸したときに、その香りが一瞬にして時空を超えて主人公を幼年時代に戻します。 そして家族とともに夏のバカンスを過ごした田舎町の情景が鮮明に蘇ります。主人公がマドレーヌの香りに触れ、幼少期を思い出した。という描写から「プルースト効果」として知られている現象です。
香りで記憶がフラッシュバックする事は私たちの日常においてもよくある出来事だと思います。
この香りの持つ特性を生かすことにより、いつでも心地よい気分や、感情を手に入れることもできるようになるため、最近では、お香を焚いたり、アロマセラピーなど自分の心身のコンディションに合わせて香りを調合して楽しむ人も増えてきました。
香りを楽しみながら
行うヨガ
ヨガや瞑想のサポートグッズとして、アロマキャンドルは利用価値ありです。瞑想をする際にいつも決まった香りを漂わせることで集中できる特別な空間を作ることに役立ちます。それにキャンドルは 神秘的な雰囲気を演出してくれます。
キャンドルの灯りは、心臓と同じリズムでゆらいでいるので、心身にリラックス効果をもたらしてストレス解消に有効です。
欠点は、香りがいまいち広がらないところで、そこでもっと香りが希望であれば、お香ですよね。 お香は煙として拡散するので、部屋全体に香りを広げることができます。
香りは、
サンダルウッドやセージがおすすめ
サンダルウッドは、インドで実際に儀式や瞑想にも使用されていることから、内面的な世界との結びつきが強く、神聖で神秘的なイメージを持つ香りとも言えるでしょう。それに寺院やお仏壇にあげるお線香にも広く使われているため、日本でもなじみの深い香りです。
ヒンドゥー教の寺院では「死者を来世に運ぶ」と言い伝えられ、サンダルウッドを焚き宗教儀式で使われてきた歴史があります。サンダルウッドを使うときの注意点としては、香り立ちはゆっくりですが、非常に香りが濃いため、使用の際には、たくさんの量を一度に使わないようにしましょう。
それから、セージの中でも特に強い浄化力を持ち、穢れを払う神聖なハーブと言われているホワイトセージ 。
アメリカの原住民が「聖なるハーブ」として宗教儀式の際に、ホワイトセージを燃やした煙でけがれを払い、空間や自分のネガティブなエネルギー(邪気)を浄化するためのものであり、「スマッジング」とも呼ばれています。
瞑想やヨガを
する際に
「浄化」をしましょう
「浄化」によってリラックスし、内なる自分を見つめ直す方法は、瞑想やヨガと並んで近年注目されています。
浄化とは、空間や自分自身を清めてリセットすることです。
日本でも古来から玄関に塩を盛ったり、日本酒やお香を使って浄化を行ってきました。
浄化を行い、ほんのりただよう香りを楽しみながら瞑想をすることで、気持ちもリラックスして瞑想効果が深まるでしょう。
そういうわけで、嗅覚は自律神経を整えるのに役立ちます。リラックスしたい時はラベンダー、サンダルウッド、オレンジスイート、フランキンセンスのような香りを、気分転換や集中したい時はレモン、ローズマリー、ミントのような香りが適しています。




