たまには症例を | IUO代表あっきーのブログ!!

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理学療法士として病院勤務を15年し、2013年に千葉県市川市にオステオパシー治療院FUNCTIONを開院。肉体、心、魂にアプローチする独自の治療法を広めるためにユニバーサルオステオパシー研究所を設立し代表を務める。

皆さんこんにちはブタ


今年の年越しは仙台です雪雪雪


雪は降っていましたが、
東北道はガラガラな感じでしたウインク


ここ最近はハードな日々だったので、
助かったぁ。



今朝は6時には起きたので、
朝焼けも見れたしおねがい


早起きって良いですねビックリマーク

普段は無理ですけどね。
帰るのがいつも23時を過ぎるので滝汗





さて、
昨日の仕事納めのブログですが、
それともリンクするような症例をメモ


その方は20代女性。

最近になって、
背中が痛くて伸びなくなった、と。

特にギックリとかやった訳でもなし。


背中を触ると、
特に交感神経が興奮状態にある訳でもない。

最近の天候や、
年末の忙しさにやられて、
交感神経系の問題で背中や首を痛める人もいます。

少し体を動かすと、
横隔膜が異常に緊張しているのは伝わってきます。

寝てもらって、
いつものように頭に触れて体の中を調べますドクロ



そうすると…

体はまず首を施術して欲しいと耳

(実際は、聞こえてる訳ではありませんよてへぺろ
たまにそういう力があると思ってる方がいます汗)



頚椎の2番の一部分に骨膜の問題を発見。

そして、
そこに感情的な問題を見つけます。


どうやら『感情を抑え込んでいる…』という事のようです。


ご本人に確認すると、
どうやら今好きでやっている事があるけれども、
人間関係が嫌でどうしたものかと悩んでいるとの事でした。


僕よりだいぶ若いので、
ちょっとアドバイス。


ただ、
その子はしっかりしていて、


患『人の事は変えられないじゃないですかぁ』

僕『そうだよねぇ(君の年の頃は、変えようと必死だったよ^^;)』


そんな会話もしながら、
少しアドバイスウインク
(に、なってる事を祈ります汗)


最後の治療部位(4ヶ所目)が、
肝冠状間膜という肝臓と横隔膜を繋ぐ膜に。

この辺りは、
自分自身への憤りなどが原因となって硬くなる場所。


他者へ向けた感情を閉じ込めた影響で、
今度は形を変えて自分を責めているようです。


この状況を伝え、
解決法を伝授しましたウインク



これで、
起き上がってもらったら、
ご本人が腰をひと伸ばししてすぐに、

『大丈夫です照れ

と、
お役に立てたようです。



治療効果は、
直後に感じられない方も多いですが、
中にはすぐに感じる方もいます。

多いのは2〜3日後という方ですかね。




このように、
感情の流れが滞ると、
体にも滞りを作り、
実際に硬くさせます。

痛い…と言った背中には一切触れずに症状は取れています。



何を持って根本治療というか、
それは非常に難しい問題です。

ただ、
日々のその方の生活や心のあり方が、
体に滞りや歪み、硬さを作るという事実が臨床に携わっていると多々あります。



当院はそれらを見極め、
適した施術を行います。

(ユニバーサルオステオパシー研究会では、その技術を伝授していますウインク)



体を診る事は、
その人自身を診る事でもあるというのが、
少しだけ伝わりましたかね。

こんな風にハッキリ分析出来ることばかりではありません。

人間は複雑ですしね笑い泣き




おっと、
長文すみません。


さて、
のんびり過ごしますチュー