世界が注目するブラック・アーティスト、待望の日本初個展
だそうです
◾️入口案内
シアスター・ゲイツ(1973ー)アメリカのシカゴ生まれのアーティスト
彫刻や陶芸、建築、音楽、パフフォーマンスなど多彩な活動で注目を浴びている方です
彫刻と都市計画の教育を受けた彼は、2004年に愛知県の常滑市に陶芸を学ぶために来日
それ以来、彼は大きな意味で日本の影響を受け続けています
アメリカの公民権運動の一部としての「ブラック・イズ・ビューティフル」運動と日本の「民芸運動」を融合した「アフロ民藝」という言葉を生み出しました
展覧会風景
◾️神聖な空間
壁には木で作られた十字のモチーフが
▼《黒人仏教徒の香りの実践》 上の写真の左上の壁の作品
制作協力:香老舗 松栄堂
近づいて香りを嗅ぐと、お香の匂いがします
▼《散歩道》
会場に敷き詰められた常滑で焼かれたレンガ
◾️ブラックライブラリー&ブラックスペース
彼は、生まれ故郷のシカゴの地域の再開発プロジェクトを行なっています
その中に図書館があり、
そのため、本をとってもたくさん日本へ持ってきました
床から天井に及ぶ大きな本棚があって、そこには本がびっしりと入っています
▼日本語の本もありました
●《基本的なルール》
取り壊す予定の学校の体育館の床です
▼部分
一つ一つの傷に誰かの大切な思い出があるのでしょうね
●《自然釉三筋壺》常滑 平安時代末期(12世紀末)
今度の展覧会で一番気に入った作品
シアスター・ゲイツの作品じゃないけど
●《帝国ホテル スクラッチタイル》 大正時代
▼部分
アメリカの建築家のライトが、東京日比谷の帝国ホテルを作るために
常滑で焼かせたスクラッチタイル
●酒壺が並んだ棚
▼部分
●《プラダ仕覆》
▼部分
仕復とは茶器などを包む特別な袋
プラダ製の皮の大きな袋です
中には何が入っているのでしょうね
●シアスター・ゲイツの平面作品
展覧会最後にあった作品
このかたの平面作品は純粋に面白いですね
六本木の森美術館で開催中
会期は9月1日(日)まで
なんと明後日までです
関東に台風が接近中すからね、行く時は気をつけて