銀座シックスの蔦屋書店で
開催していた、真田将太朗さんの個展です
真田将太朗個展「Process Landscape」
場所は銀座蔦屋書店のアートウォール
どこか気になった作品
一度見てから、他のフロアへ行ったのですが
どうも気になってまた戻って来て、観た展覧会です
◾️展覧会のタイトル表示
◾️展覧会風景
◾️真田将太朗さんとは
現実の風景の要素を徹底的に抽象化して作品を作り出すアーティスト
東京藝術大学美術学部を今年の3月に卒業され
今は芸術活動をしながら、とても乱暴に言うと、東京大学大学院学際情報学府で、人工知能による表現などを研究されているみたいですよ
作品を作り上げる過程としては
まず自然をスケッチや写真を撮ったりして
それをもとに、完成形の構図や色彩を設計図に起こしてから
作品の制作に取り掛かるそうです
つまり、構想や計画に殆どの時間をかけて煮詰めた後
設計図に沿って、垂直なストロークを即興性も含めて作品化
ここの現場での即興性というところに、AIとは違い、人が人である意味があるのでしょうね
今回は彼の代表作、大型絵画《Process Landscape》を中心に展示されています
◾️作品紹介
これ良いですよ
彼が言うには風景は下から上へ伸びているそうです
植物のように下側に根などの中心があって、上が葉っぱのように成長して行くところなのでしょうかね
知らんけどw
▼近づいて撮影
画面をよく見ると
升目みたいなものが残っていて
それが設計図を元に作品を作る
プロセスの名残りみたいなもの?
またまた、知らんけどw
▼部分
近づいて撮影すると
細かな線が縦に綺麗に引かれています
所々に掠れや、わずかな凹凸による点々も見つけられます
それがなんとも愛おしい感じがするのは私だけ?
設計図を元に自然を抽象化して表現した作品
でも制作過程で、人の作業が生み出す即興性は必ずありますよね
人の作業が、また自然がもたらすものが、AIの計算を上回る事ってあるんじゃないでしょうか
この素敵な掠れた線を観るとね
元はどんな自然の風景だったんでしょうね