ICC アニュアル2023  |  ものごとのかたち  @NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]  東京オペラシティタワー 4階・5階  &      オペラシティのイルミネーション

 

 

東京オペラシティタワーのNTTインターコミュニケーション・センター[ICC] に行ってきました。

 

 

ものごとのかたち展を開催中。

 

 

会期は2023年の6月24日から2024年1月14日までという半年に渡る長期の展示です。

 

 

■フライヤー

 

 

何名かのアーティストさんたちやグループが参加している展覧会。

 

 

 

フライヤーによると、リアル(現実)とヴァーチャル(仮想)の、二つに別れた世界という言い方ではなく、今の考え方はフィジカル(物理空間)かデータ(情報空間)かの違いなのだそうです。

 

 

「うーん、、、」わかるような、わからないような、、、、

 

 

 

でも目に見えないデータと現実が混じり合って、現実世界の領域が広がりつつあるのは体感的にわかるような気が。

 

 

 

 

この展覧会のうち、一番気になったのが、つながるかたち展2.5  東京大学館知宏研究室×野老朝雄×[     ]  の展示でした。

 

 

 

■つながるかたち展2.5  東京大学館知宏研究室×野老朝雄×[       ] 

 

 

 

 

今年の9月30日から11月26日にかけて東京・駒場の東京大学の駒場博物館で開催されていた、「つながるかたち展03」。03とは今年で3回目だそうです。

 

 

だからこのオペラシティの展覧会のタイトルには、会期の都合で2.5という数字がついているのですね。

 

 

■会場風景

 

 

 

このグループではさまざまなかたちが一定のルールで繋がり、全体を構成する現象をテーマに展示がされています。

 

 

 

東京オリンピックのイメージデザインを作り出した野老明雄はこの現象を「個と群」と呼んでいるそうで、数多くの作品を作り出しています。

 

その野老さんと東京大学の館知宏さん、そして東大教養学部の「個と群」のゼミのメンバーがこの出品者となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じかたちが、パターンを繰り返して平面や立体作品を作り出しています。

 

 

 

幾何学的なかたちの繰り返しなのに、自然にある風景の一部に見えます。

 

 

 

こうやって見ると数字で自然はできているのだとわかりますね。

 

 

 

 

 

●折り紙の作品

 

複雑な立体作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

複雑な線が引かれています。

 

同じパターンが見受けられますね。

 

 

 

 

●もう少しやわらかなかたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも同じかたちやパターンのくりかえ氏ですが、、

 

植物の一部や、生物のかたちにも見えないことはない造形。

 

 

そして、それは自然に見えて、とても美しさを秘めています。

 

 

自然の摂理とは数字が元になっているのだなと思った展覧会でした。

 

 

■ついでに

 

東京オペラシティのクリスマスイルミネーションも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上のフロアから見るとブルーが強い印象のクリスマスツリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じフロアから見ると赤い光が強い印象がありますね。

 

 

クリスマスも終わって、あとはお正月ですね。

 

 

今年もあと一週間、お体に気をつけてくださいね。