今日はクリスマスイブ。
なのでキリスト教の教会を紹介。
丹下健三さんの作品。
東京のカトリックの大聖堂。
新宿区の関口にある、
《東京カテドラル 聖マリア大聖堂》。
地下鉄の有楽町線の江戸川橋の駅から歩くのが一番早いかも、でも結構な坂道を登ることになるので、山手線の目白駅から新宿駅西口行きのバスに乗るのがいいかもしれません。(乗ったことないけど)
■カテドラルとは
日本語で大聖堂と訳されます。
カトリックには教区と呼ばれる地域に別れていて、それぞれに宗教的な行政などが行われています。
日本には16の教区があるそうですが、各責任者の司教(大司教)の座る椅子のことを司教座と言って、それがある教会のことを司教座聖堂(カテドラル)というそうです。
ということは、この東京関口にこの教会は、東京のカトリックの中心の教会であり、聖マリアに捧げられた大聖堂ということですね。
●正面から
献堂40年に外装をステンレスに変えています。
そ描き出すラインがとても美しいですね。
▼正面にある扉
大きくて、重厚な木製の扉です・
実は内部の撮影が禁止されていてるのですけれど、、、
天井に天窓があります。晴れた日に訪れたので、コンクリートの打ちっぱなしの、柱のない大きな空間に、天井から鮮やかな光が落ちるのは非常に感動的な景色でした。
お寺や神社に行った時にも感じる、厳かな宗教的な空間がここにもあります。
●正面から見て向かって右側から
こちらから敷地に入ることになります
上から見下ろすと、十字架のように設計されています。
塔と教会。見事な構成。
奈良斑鳩、法隆寺の五重塔と金堂を想い出してしまいました。
▼鐘塔
パンフレットによると、4つの鐘があり、ドイツから輸入されたもの。
でも制作にあたり、日本各地の鐘の音を研究して、日本的な音を出すよなものにしたそうですよ。
▼構内図
▼案内看板
■国立代々木競技場について
丹下健三はこのカテドラルが作られた、1964年には東京オリンピックの国立代々木競技
場も竣工されています。
▼その記事がこちら、よかった読んでください