歌川広重《江戸名所図会・両国花火》と歌川豊国《両國花火ノ圖》 @東京国立博物館・常設展 | akki-artのブログ

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歌川広重・歌川豊国、両国の花火

 

 

 

今日の1枚のアート(1枚じゃなくて、2枚だけど、、、)

 

広重と豊国の花火の作品が、隅田川の花火大会にあわせてかどうか、わかりませんが、東博の浮世絵の部屋で展示中です。

 

 

なお、今年の隅田川花火大会は本日、7月29日(土)開催予定です。

 

 

●初代・歌川広重(1797ー1858)

《江戸名所百景・両国花火》

 

広重 両国花火

 

 

 

 

●初代・歌川豊国(1769ー1825)

《両國花火ノ圖》江戸後期 19世紀

 

豊国 両国花火ノ図

 

 

2人が全く違う視線と、描き方ですね。

 

広重は、両国橋の上流から、遠景で花火が開いているところと、落ちて行くところ。

 

花火自体を描いています。なんかとっても新しい感じがしますね。

 

 

 

 

豊国は橋の上の人の賑わいが中心。

花火は線で描いてあって、それもまた面白いですね。

 

 

比較すると二人の違いがわかって、とっても楽しい展示です。

 

 

時間に余裕があったら、花火大会を見るために浅草や向島へ行く前に、上野の山へ。

 

 

 

 

 

■最後にちょっと

 

東博で見つけた、夏の風物詩、団扇を2本。

 

 

両方とも、江戸から明治にかけて 19世紀のものです。

 

 

団扇 19世紀 東博

 

 

 

 

団扇 19世紀 東博

 

 

おしゃれな団扇、花火大会に持って行きたいですよね。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。