谷敷謙 Boundary Laundry
谷敷謙さんの展覧会を見に、ギンザ・シックスのフォーラム・コンテンポラリー
を訪れました。
■展覧会案内
会期は8月2日(水)まで。
場所はギンザ・シックスの蔦屋書店、中央の大きな会場ではなく、スタバの方にあるギャラリーです。
展覧会のタイトルの"Boundary" とは「境界」のこと。"Laundry"は「洗濯」の意味でしょうね。
人々の境界を洗濯して、無くしてしまうことなのでしょう。
そういえば、今回の展覧会の作品には多種多様な人々の姿が表現されています。
■谷敷謙さんとは
1983年東京都生まれ。
1983年から1990年までカルフォルニアのサンディエゴで育ちます。
その後日本に戻り1996年までは東京で、その後1999年まで。また海外へ行き、今度はシンガポールで暮らします。
その後、杉野服飾大学を卒業し、20代の多くの時間をアパレル業界で過ごしたあと、アートの道へ。
技法としては、誰かが使用した古着を使って、その人の気持ちを想い、伝統ある「木目込み」という技法を使って、その気持ちを未来へ繋げる作品を作っています。
■会場風景
入ってすぐの作品。
水の張ってある水槽に花があって、その上の3体のボディに、パッチワークのような作品が着せてあります。
●《Laundry》
展覧会タイトルの作品。
案内葉書にも使われていて、展覧会のメインビジュアルの作品です。
「境界」は「洗濯」されて、きれいに無くなったようですね。
●会場風景
■スケートボード作品
今回は、スケートボードをモチーフにした作品が数多く展示されています。
以前より親交のある、東京オリンピックのスケートボード競技・女子ストリート種目で銅メダルを獲得した中山楓奈選手を題材にされたとのこと。
●会場風景
●人物像の作品
スケートボード競技に詳しい方は、これを見て誰だかわかるのかもしれませんね。
仕事で、東京オリンピックのテレビの生中継をほとんど見られなかったのですが、、、
夜遅く家に帰ってくると、ニュースで日本人アスリートの活躍をニュースで放映していましたね。
その中で、スケートボードはとても印象的。新しくて、カッコよくて、アスリートというより、アーティストみたいだなって思っていました。
競技の特徴でもあるのでしょう、展覧会のタイトルの "Boundary Laundry" にぴったりのスポーツですね。
■最後にちょっと
●真珠で有名な宝飾店。銀座ミキモトさんの「ウィンドウディスプレイ 」。
提灯とうちわ。
夏祭りの季節ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。