霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展
に行ってきました。
場所は横浜駅東口、横浜そごう６階の美術館です。
会期は７月９日（日）までです。
■大森暁生さん（1971ー）とは
愛知県立芸術大学卒業。
そのあと彫刻家の薮佐斗司氏の工房で修行をされたそうです。
独立後、国内外のギャラリーなどで個展を開かれていますが、ファッションブランドとのコラボレーションやテレビドラマ（ルパンの娘など）への作品提供など幅広い活動をされています。
実はこの展覧会のラストに讃岐國分寺の大日如来坐像を10年かかりで制作しているプロジェクトも紹介されています。（撮影禁止です）
■展覧会風景
■作品紹介
●《風切りの舵》
●《ぬけない棘のエレファント》
ぬけない棘とは、心の棘なのでしょうか。
●《翼霊》
翼の霊。とっても優しい感じがします。
●《ぬけない棘の狼》
●アパレルメーカーとのコラボレーション作品
●《不死の華》
●《寒月にはずむ》
■讃岐國分寺 「完全版大日如来坐像制作プロジェクト
展覧会の最後に讃岐國分寺の大日如来の制作プロジェクトの紹介があります。
写真撮影が禁止なのですが、４体の明王像（不動明王、大笑明王（軍茶利明王）、馬頭明王、降三世明王）、大日如来坐像の頭部のレプリカ。
他にも制作にあたっての図面資料も公開されています。
作家が作るとこういう風になるんだと感じました。
今度の秋、2023年の10月にはお寺に奉納されるらしいです。
これは香川県の国分寺まで行かなければと思いました。
公開されていればいいですね。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。