邸宅の記憶 @東京庭園美術館 東京・白金台 | akki-artのブログ

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邸宅の記憶 展 @東京都庭園美術館

を見に行きました。

 

JRの目黒駅、地下鉄の白金台の駅から、どちらからも歩いて10分ぐらい。

 

 

6月4日(日)まで。

 

この前の日曜日まででしたね。終わってしまったけれども、、、、

 

 

 

 

今回の展覧会は、アール・デコの名建築。庭園美術館の建物自体をみせるもの。

写真も撮り放題。

 

 

今回は主に照明を中心に紹介させていただきます。

 

 

どの部屋の照明、それぞれ違うんですよ。

 

 

 

さらに新館の展示会場では、

朝香宮や皇室にちなむたくさんの作品が陳列されていました。

 

 

そちらでは、小さな、繊細なボンボニエールがたくさんありました。

 

 

 

 

■展覧会リーフレット

 

 

 

 

 

■東京都庭園美術館とは

 

アール・デコ様式の傑作建築。

 

曲線中心のアールヌーボーとは違って、直線を多用したデザイン。

 

 

この建物は1933年に朝香宮家の本宅として建築されました。

 

内装等もほとんど手が加わっていないようです。

 

 

 

重要文化財に指定されていて、本館だけでなく、車庫なども重文指定を受けています。

 

 

 

 

 

■外観

 

●正面

 

 

 

 

 

 

●庭園側

 

 

 

 

 

 

●車庫

 

 

車庫も重要文化財です。

 

 

 

 

 

■1階

 

1階はお客様をお迎えする公的な空間です。

ということで、フランスから招いたデザイナー、アンリ・ラパンのデザインが取り入れられています。

 

 

 

●ラリックの玄関の扉

 

 

 

 

 

●次室の香水塔

 

 

セーブル製陶所で作られたもの。

 

 

上の部分に香水を入れて、熱で香水の香りを立てることがあったとのこと。

 

 

やること半端ないですよね。

 

 

逆光でよく見えないけれど、、、ごめんなさいね。

 

 

 

●大客室の天井

 

 

ラリックのシャンデリア。

 

 

●レイモン・シェブ作のタンバン(上の半円の部分) 大客室

 

 

 

 

●大食堂の窓

 

 

 

●大食堂の照明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■2階部分

 

2階は家族のプライベート空間として設計されました。

 

 

 

 

 

●若宮寝室 天井照明

 

 

 

 

 

 

 

●妃殿下居間 天井照明

 

 

 

2階の部分は天井照明を宮内省内匠寮が手がけたらしいです。

そのため日本ぽいデザインですよね。

 

 

 

 

■3階 ウィンターガーデン(特別公開)

 

 

この椅子はブロイヤー?

違うかな?

 

わからないですね。

 

 

 

 

 

 

ウィンターガーデンとは、温室のこと。

 

 

この時期だけの特別公開。普段の展覧会ではここは使用しませんからね。

 

 

植物を育てられるように、水道とかついているそうです。

 

 

 

 

 

■新館 展示

 

●ボン・ボニエールの数々

 

 

 

 

 

 

 

もともとは金平糖を入れるもの、お祝いの引き出物となりました。

 

 

 

 

 

●若宮居間

 

《三羽揃いのペリカン(ペンギン)》

ロイヤル・コペンハーゲン制作 1902頃

 

 

 

 

最後にもう一度、2階の若宮居間に戻ります。

 

ロイコペのペリカンに挨拶して、退去しましょ。

 

 

この建物は、アール・デコの教科書と言われている、名建築。

 

 

 

展覧会の時でも見られますが、窓が開いて、外の様子がわかるこの展覧会はいいですね。

 

 

 

今度は晴れた日の夕方に訪れたいものですね。

 

 

 

庭園にも茶室とかありますが、それはまたいつか。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。