江口寿史さんの個展へ、広尾のカイカイキキギャラリー へ。

 

地下鉄の広尾駅の細い階段を登り地上に出て、ナショナルマーケットと有栖川公園が見えると、ああ広尾に来たなって思います。

 

有栖川公園の中の階段を上ると都立中央図書館ですが、今日は公園の脇のダラダラとした歩道を登ります。愛育病院の前のカイカイキキギャラリー へ、小さな看板が目印です。

 

 

 

ここカイカイキキギャラリー は村上隆氏がキュレーションしているギャラリー 。

2月7日(火)まで、漫画家でイラストレーターでもある江口寿史さんの個展が開かれています。

 

 

江口寿史さんは1956年生まれ、僕らの世代は「ストップ‼︎ ひばりくん!」や「すすめ‼︎パイレーツ」ですよね。

今回は定評の女性像です。

 

 

 

■展覧会風景

 

 

 

 

■作品 部分図もあります

 

 

 

 

部分図

 

 

 

 

部分図 

 

 

実は手に持っているのは大貫妙子のレコードです

 

 

 

 

 

こんな風に立体にしてある作品も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とっても懐かしい感じがします。

 

 

僕たちにとっては、学生時代の匂いがするのは、江口寿史さんの漫画をリアルタイムで読んで来たからでしょうか。

 

 

 

昔の記憶の断片って時々、思いもよらないときに突然現れて来ることがありますよね。

その引き金になる場所や、物ってあると思うんです。

 

 

 

僕にとって、

広尾ってそんな街だし、江口寿史さんの作品もそうなんです。

 

 

 

広尾に訪れて、ちょっと甘酸っぱくて、苦くて、懐かしい、もう40年近く前の学生時代の、とても昔の記憶を思い出した時間でした。

 

 

なんたって有栖川公園ってその頃からあんまり変わっていないんですよ。