「将軍家の襖絵」展 南青山の根津美術館へ ついでに庭園も
会期は12月4日(日)まで
●展覧会リーフレット
日本文化のいろいろな文化のきっかけになった室町時代。
その象徴としての室町幕府の将軍家の襖絵を、室町時代から江戸時代にかけての作品から想像してしまいましょうという展覧会。
リーフレットから読み取ったんだけど、間違っていたらごめんなさいね。
■作品紹介
写真撮影は禁止されているので、リーフレットからスキャンしてあります。
●国宝 鶉図 伝 李安忠 南宋時代 12〜13世紀
今回の展覧会の目玉ですね。
鶉は安らかさの象徴。描写の写実性はすごいですね、構図も巧みだし、色調も繊細ですしね、ただ暗くてあんまり良く見られなかったところはあるけれどもね。
11月20日(日)までなので、もう展示は終わってしまったけれど。
後半の展示は雪舟です。
中国画家の李唐の画風を習ったもの、団扇形の外に李唐と雪舟の文字が有ます。
●式部輝忠 《韃靼人狩猟図屏風》室町時代 16世紀
狩の画題は武士の象徴。
式部輝忠は謎の作家で、名前も印章にある名前から暫定的についた名前です。
●《天橋立・須磨図屏風》
やまと絵も襖絵に描かれていたらしい。
和歌の世界であり、天橋立は三代将軍の義満が愛した土地であると、想像されています。
●重要文化財 芸愛 《四季花鳥図屏風》
芸愛の作品をあまり見たことがなかったのですが、宗湛に近いということですが、それより夏珪に近いような気がします。
■庭園 色づき始めた根津美術館の庭園
この写真を撮った時はまだまだでした。
それからちょっと経っているから。
紅葉は真っ盛りかもしれませんね。