ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展
@東京・初台 東京オペラシティアートギャラリー
気になったのはこの作品。魅力的な作品、モデルも素晴らしいです。
●松本路子 《瞑想する身体 オクサーナ・クチュルク》
●池田良二 《ジャン=ポール・サルトル》
先日、イギリスのコンセプチャルアートの代表的な作家の展覧会。
「ライアン・ガンダー展」を、東京初台のオペラシティに観にいったのですが、同時に上のフロアの「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」も開催中。
なんでも昨年、コロナ禍で予定していた展覧会ができなくなったので、ギャラリーの収蔵品を彼が選んで展示したとい展覧会の再現らしいです。
●展覧会風景
大きな空間に、たくさんの作品が
所狭しと並べられています。
こういう展示もありですね。
●松本路子《瞑想する身体 オクサーナ・クチュルク》
松本路子(1950年生まれ)の写真家、エッセイストとしても評価が高い方です。
代表的な写真集の一つとして、バレエのダンサーの写真集『ダンサーズ』があります。
オクサーナ・クチュルクは著名なバレエダンサー。
写真を見てもわかるようにこの美貌。また数々のバレエのコンクール等でいろいろな賞を獲得しています。
また日本にも何回も来日経験があります。
●池田良二《ジャン=ポール・サルトル》
1985年
池田良二は1947年北海道生まれの、銅版画家です。
武蔵美の教授を務められていました。この白と黒の表現渋いですよね。
サルトルは言わずもがなの20世紀を代表するフランスの文学者、哲学者。ノーベル文学賞を辞退した人です、ちなみに公的な賞はすべて辞退しているそうで、フランスの最高の勲章、レジオンドヌール勲章も辞退しているそうですよ。もらえばいいのにと思うのは私だけ。
やっぱり人物像に心が向きますね。
ほかにも、
数え上げればきりがないほど、素敵な作品ぞろいです。
これがすべて、オペラシティのコレクション。
やるね!