東京駅からすぐ近くの「丸の内ストリートギャラリー」の作品が変わったって聞いたので。ちょっと立ち寄ってみました。
この地域の街づくりを目指して、「三菱地所」と「彫刻の森美術館」がコラボして、丸の内仲通りを中心に公共彫刻を並べています。
数年に一度、作品を入れ替えるとのことで、気になった三点をご紹介します。
●舟越桂 《私は街を飛ぶ》 2022年
今の彫刻界の侍ジャパンの一人といって過言のない舟越桂。頭の上には教会や、本などがあります。こんなところに公共彫刻だなって思います。
誰に似ているのかわからないけど、すごくチャーミングですよね。
●中谷ミチコ 《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ぴかの空を飛ぶ青い鳥》 2022年
*歩道側
*車道側
魚を大事そうに運んでいる女性は妊婦だそうです。大事そうに運んでいるのは魚。タイトルにある青い鳥は車道側にありました。金色の空に、幸せの象徴の青い鳥が描かれています。凸凹のある空間が中谷ミチコらしい。なんともホットする作品です。
●ジム・ダイン《展望台》 1990年
ジム・ダインはアメリカの作家。ルーブル美術館にある《ミロのヴィーナス》の首を外しています。首のないヴィーナスも悪くないですよね。個人的に大好きな作品です。
とりあえず、3作品を紹介しましたが、全部で19作品あります。他にも草間彌生さんなどの有名作家の作品も。今回はどちらかというと有楽町方面の作品でしたが、機会があれば今度は大手町、東京駅方面の作品も紹介できればなって思ってます。
なお、「丸の内ストリートギャラリー」というホームページを参考にさせていただきました。ありがとうございました。