2018年 視聴ドラマランキング ③ 11位~15位 | akkaの窓

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徒然なるままに

え~、昨日、目覚めたら12時でした…。

元日から寝坊してるダメ人間です。

 

ささ、続きを・・・。

 

11位 

『ライフ・オン・マーズ』 (OCN全16話)

 イギリスBBCの人気ドラマ『時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ』のリメイク。

 2018年、科学捜査隊チーム長の刑事ハン・テジュ(チョン・ギョンホ)は連続殺人事件の容疑者を追っている最中に撃たれてしまう。目が覚めるとそこは1988年の世界だった。夢なのか現実なのか混乱しつつも、テジュは仁城(インソン)市西部警察署の班長として赴任することになる。30年前の警察は科学的な捜査などとは縁が遠く、古典的な昔の刑事カン・ドンチョル(パク・ソンウン)たちと事件を解決しながら、自分が追っていた連続殺人事件とつながりのある人物にたどり着く。失った自分が幼い頃の記憶の秘密に近づくことになるのだが…。

 まず、自分が刑事モノが好きという点。交錯する時代が80年代という点。わけわからないのに話がグイグイ進んでいく点。仲悪いくせに殴り合ってるうちに仲良くなっちゃうって古典的な点。も、これだけでご馳走様なくらい面白い。w

 イギリスの原作は見たことが無いので、ちょっとどんな感じなのかは知らないが、時間交錯する部分がこのドラマの重要なポイント。現代では普通となった科学捜査のknow-howが全く通用しない30年前の捜査最前線を未来の知識を活用していくテジュに反発しながらも認めていくドンチョル達、そして、そんなドンチョル達が逆に感情を表に出さないテジュに人間らしさを与えていくとう、ブロマンスもあり、特に、80年代ならではのノスタルジックなセットや音楽、アイテム(車やファッション、生活雑貨など)がなんとも良い雰囲気。失ってしまっている過去の自分の記憶が明らかになるにつれ、1988年を生きる自分と2018年を生きる自分、どちらが本当の自分なのかよりも、どちらの自分がより自分らしいかという点で最後を締めくくっているところもすごく良かった。 見どころは、とにかく何かあったらすぐに殴り合う。ここ。(笑) ああ、また見たくなってきちゃった!あの小競り合い♡

 

12位

『ここへ来て抱きしめて』 (MBC32話‹16話›)

 これも刑事ものと言えば刑事ものかな。サイコパスものといってもいいのかな。

 サイコパスの殺人鬼ユン・ヒジェ(ホ・ジュノ)を父親に持つユン・ナム(子役ナム・ダルム)は近所に引っ越してきた女優の娘キル・ナグォン(子役リュ・ハンビ)と仲良くなる。心が通じ合っていた二人だったが、ある日ユン・ヒジェはナグォンの両親を彼女の前で殺害してしまう。数年後、チェ・ドジン(チャン・ギヨン)と改名し警察学校へはいっていたナムは、たまたま女優ハン・ジェイ(チン・ギジュ)として活躍するナグォンと再会するのだったが…。、

 も~、障害だらけの恋のお話なのだが、恋のお話部分より、おとーさんのサイコっぷりが話題で、このドラマも結構怖い。ナグォンの両親を殺害した後、ナムの通報で捕まったヒジェが獄中で本を執筆するのだが、その執筆出版を手助けする記者や、父親の愛と信頼を受けているナムに嫉妬心を抱いている兄ユン・ヒョンム(キム・ギョンナム)や、実は血がつながっていないナグォンの兄キル・ムウォン(ユン・ジョンフン)、一度は逃げ出したが血のつながらないナムを心から大切に思う義理の母チェ・オクヒ(ソ・ジョンヨン)など、登場人物にもそれぞれドラマがあって、なかなかに良く描けている脚本なのだ。

 ナグォンの子供時代を演じているハンビちゃんは華があって、いかにも女優さんの娘といった雰囲気があるのに対し…成長してからのチン・ギジュが…なんか思ったより田舎臭くて、なんだかな~と思っていたのだけど、とにかく、なにより、大人になったナムを演じるチャン・ギヨンが素敵過ぎ♡ はう~ん♡ 寡黙で、強くて、真面目でありながら、傷つき、苦悩し、ナグォンとの約束を守り続ける…ああ、ナムや~!!も~、自分的には萌えポイント100万点!! やっぱり顔がいい!!(結局はここw)

 ラブラインやセンセーショナルな殺人シーンだけではなく、父親との関係、兄との関係、義母との関係などしっかり描かれているので、本当に思いのほか楽しめる作品だと思う。

 

13位

『検法男女』 (MBC32話‹16話›)

 このドラマはそんなに期待しないで見始めたのだが、話が進むにつれて、どんどん面白くなってきて、ちょっと『神ク』的な要素もあり、最終回ではシーズン2を期待したくなうようなマニアックな魅力のあるドラマだった。

 洞察力にすぐれた新人検察官ウン・ソル(チョン・ユミ)が、検死のオタクと呼んでもいいほど偏屈で風変りな監察医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)と共に、難解な事件を捜査していくお話。

 とにかくペク・ボムの癖が強い。(千鳥風にw)検死台の上で寝てたり、常にウエストポーチを下げてて中には科捜検セット?みたいなものが入ってたり、人付き合いが悪かったり、実は人殺しだという噂があったり。そんな彼がどうして監察官をやることになったのか?という縦軸に回ごとにバラエティーに富んだ死体達が運び込まれる事件が横軸になって、織りなす、まさに事件の西陣織!みたいな構成。ただの真面目な刑事ものというだけでなく、マニア受けしそうな部分であったり、笑いも織り交ぜてて、そんな部分が回を追うごとに面白みを増す要素だったかなと。 あと、刑事役でイ・イギョンも出ていて、結構脇役陣のメンツも面白い。

 

14位

『狂いそう、君のせいで』  (MBC全4話)

 MBCの短編ドラマ。

 フランス語の通訳ハン・ウンソン(イ・ユヨン)は自宅の配水管が壊れたことから学生時代からの親友である画家のキム・レワン(キム・ソンホ)の家に勝手に上がり込む。いつものように、なんてことなく、家に上がり込んだウンソンと、そんな彼女を少し困惑気味ではある物の何事もなかったように受け入れるレワン。しかし、二人の間には以前とは違った気まずい意識が生まれていた。それは2ヵ月前の事だった…。長年付き合っていた元カレが結婚することを知ったウンソンがその日はいつもよりも深酒をして、一緒に飲んでいたレワンにキスをしたことをきっかけに、勢いで一夜を共にしてしまう。朝、何事もなかったように、寝てしまったけど、自分たちは友人関係だと言うウンソンに頷くレワンだった。しかし、レワンはそれから絵が描けなくなり、ウンソンも仕事がフリーランスになってから不安を抱えるようになる。そんな折、レワンの後輩ユン・ヒナム(ソンジュ)がウンソンにアタックし始め、何度かデートをすることに。一方レワンは行きつけのカフェ店員ムン・ソジョン(クォン・ドユン)と付き合い始めるのだが…。

 親友が異性だった場合、その関係が壊れてしまうのが怖くて、あえて男女として付き合うことを避けるという、究極の胸キュン設定をこの2時間にギュギュっと詰め込んだようなお話で、特にこのドラマの良いところはその時間的な構成が、過去を真ん中に持ってきて、関係を持ってしまった2ヶ月後から始まるところにある。見ている側はこのぎこちない微妙な雰囲気は何なんだろう?と思いながら見はじめ、途中、ああ、だからだったのか!と納得し、それでどうして…と話が進んで行くという。冷蔵庫に放置されたコーラのペットボトルが捨てられずにいるレワンのウンソンへの想いを象徴していたり、夜の道を散歩しながら李を盗み取る二人がその香りをかぎ、ふいにキスしてしまってから、こっれは違う!と離れるみたいな甘酸っぱさとか、出勤前のウンソンがアイライナーを片目しか入れていないのをレワンが描いてあげるシーンとか、いちいち素敵なのだ。

 イ・ユヨンは『トンネル』の時の冷たい印象からは想像もできない位にフワフワで魅力的なウンソンを演じていて、キム・ソンホも『トゥー・カップス』のずる賢いキャラとは一味違って、純な魅力満載の優男を演じている。この主演の二人の良さが本当に良く出ている作品。短いので、映画を観る感覚でさらっと楽しめる良作。

 

15位

『黄金色の私の人生』 (KBS全52話)

 久々に頑張って見た長編ドラマ。パク・シフの復帰作ということで話題になった。平均視聴率が34%とか凄すぎでしょ。

 お話:決して裕福ではなかったが、とても立派に育ったジテ(イ・テソン)、ジアン(シン・ヘソン)、ジス(ソ・ウンス)、ジホ(シン・ヒョンス)の4兄妹を見て、幸福感を感じつつも家長としての責任の重さに耐える父テス(チョン・ホジン)。一方、ヘソングループの次期 後継者であるチェ・ドギョン(パク・シフ)。職場では男が好きなのではないかと誤解される程、誠実な日々を過ごしていると思われているが、実はNobless oblige(財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴う事)の精神を持って生きている見かけ倒しの財閥3世だ。 財閥3世のドギョンは事故車の修理費500万ウォンの返済の連絡がジアンからなく、恩をあだで返すように音信不通になったジアンに対して脅迫メッセージを残す。 ジスはずっと夢見ていたパン屋に就職が決まり、片思いの相手ウヒョク(イ・テファン(5urprise)に告白するための準備を始め、これまで契約社員だったジアンはついに正社員になれると期待しながら出勤しようとするが、予想もしていなかった事態が起こる。(あらすじお借りしました)

 ジアンとジスは双子。実は片方が実の子ではなく、幼い頃に迷子になってしまったへソングループの娘だった。ジアンの母がジスではなくジアンを迷子になっていた子だと嘘ついたことから事態がこじれ始める。家族の崩壊。自己の喪失。とことん自らを追い詰めていくジアンや父テスに比べ、ジスの甘えや我がままさが無性に鼻につくのに、自分のお気に入りのテファン君と段々いい感じになって行くのがたまらなくムカついたんだけど…テファン君がジアンを正気に戻そうと尽力するところとか、二番手君としてイ・テファン君の魅力を最大限に出してくれているのでありがたい。そして、深刻なお話なのに、パク・シフ演じるドギョンが天然お坊ちゃま気質でほのぼのさせてくれるところも良かった。このドラマ何がいいって、やっぱり主演のシン・ヘソンちゃんの演技力。このドラマ主演をきっかけに彼女も去年大きく飛躍したよね。数年前の脇役やっていた頃には無かった華も出てきて、整形したのかな??大人になって女性らしさが出てきたのかな?顔も少し違って見える。とにかく、がむしゃらに生き、自分に失望し、どん底に落ちるジアンが自分を取り戻していく姿が視聴者の共感を得て、みんなが彼女を応援しながら毎週見ていたのじゃないだろうか。

 友人に「パクシフって、ヅラって噂だよ。」と言われて以来、も~、パク・シフが登場するたび頭部にしか視線が行かなくなっちゃって、冬のロケで風が強く吹いていても微動だにしない彼の前髪の謎を解き明かしたくて…。いや、それが見たくてドラマを見ていたわけじゃないけど、彼もドラマ復帰作が高視聴率で本当に良かったよね。へソンちゃんに感謝しなきゃ。

 長編なので、お兄ちゃんカップルの話や弟&妹のエピソード、父テスの想像ガンの話などなどバラティー豊か。ちょっと見るの大変だけど、長さを感じさせないおすすめ作品。

 

 

 

15位まで来たところで、また休憩。

2017年の感想書いてる時、一気に書きすぎて気持ち悪くなったので。

2018年分は小出しでよろしく。

 

2018年 視聴ドラマランキング ④ に続く