はい!
2019年やってまいりました。
(一応喪中なので、新年のご挨拶はひかえさせていただき・・・)
今年もほぼ更新しない駄ブログよろしくお付き合いください。
さて、早速、2018年視聴ドラマランキング続き行ってみよー。
6位
『客~The Guest』 (OCN全16話)
ちょっと画像多めに貼り付けたけど、とにかくなにより、このドラマ凄いの♡
何が凄いって…怖いの!!
「韓国社会のあちこちで奇妙な力によって起こる犯罪に対抗する霊媒師と司祭、刑事のストーリーを描く。人間の歪んだ心の闇に宿る悪霊を追い払う韓国型リアルエクソシズムドラマ。」と銘打っているのだが、今まで映画ではあったものの、ドラマでは珍しいエクソシストと霊媒を題材にした新ジャンル物なのだが、とにかくなにより、怖い。グロい。ちびる…。
『客』と言うのは、心の闇に宿る招待されない客、悪魔・悪霊を表していて、『客』は東の海からやってく来る~! 来~る~!きっと来~る~!!(←古っ)なオカルトで、西洋のエクソシズムと東洋のシャーマニズムの絶妙な合体により、韓国の情緒にあった湿っぽい陰な部分や、戦慄するほどにやり過ぎなその演出がも~見る人の目を覆うレベルの力作!! とにかく恐怖のオンパレードなので、初期段階でリタイアしてしまう人も多いと思われる。
このドラマの魅力は何と言っても、主演の3人のケミ(化学反応)。もっと言ってしまうと、キム・ドンウクとキム・ジェウクの『コーヒープリンス1号店』以来11年ぶりの共演によるブロマンスを超えた、なんだろ、も~エロいって言うか、愛を感じるのよ~♡
霊視能力を持つユン・ファピョン(キム・ドンウク)は幼い頃にお客さんを見てしまう。それに因果して母、祖母を亡くしていまい、祖父と父が呼んだ神父によって悪魔祓いを受けるのだが、二人で悪魔祓いに来た神父のうち、若い神父が逆に悪魔に憑依され、自らの家族を惨殺してしまう。その惨殺事件にたまたま遭遇してしまい巻き込まれて殺されてしまった女性刑事の娘カン・ギルヨン(チョン・ウンチェ)は母親と同じ刑事へと成長し、彼女の母によって助けられた神父の弟チェ・ユン(キム・ジェウク)はカトリック教司祭になる。タクシー運転手として暮らしていたハピョンはある日貯水池で人が殺される情景を夢(無意識下)で見てしまう。奇しくも同じ悪霊に家族を殺された3人が大人になり、不可解な事件を通して、霊媒、神父、刑事として「客」の真実に近づいていくのだが…。
と、オカルトが苦手な人には絶対に観れない作品なのだが、このドラマ何気に社会派なテーマも含んでいる。人間の弱さに巣喰う悪い心が悪霊を呼び寄せて、猜疑心がその力を増幅させる。
このドラマ萌えポイントはとにかくなによりこの3人の関係。三角関係なんだけど、誰を頂点にした三角かと言うと、勿論ファピョン。男女のラブじゃなくて、同志としての愛。ファピョンの罪悪感、ファピョンの使命感、ファピョンの純な瞳、も~、キム・ドンウク最高♡ そして、キム・ジェウクのエロティシズム!!あんなにセクシーな神父いる!?そして、二人を邪魔しない、それでいてしっかりと存在感を出すチョン・ウンチェ。カッコイイの一言!! 反発し合いながらもお互いを思いやる3人の関係。最高っス!!
これを1位にしてもいいくらい、斬新なドラマなんだけど、流石にこのドラマを1位にしたら自分の人間性を疑われそうなので、6位くらいに忍ばせておく。(笑)
7位
『小さな神の子どもたち』 (OCN全16話)
邦題だと『パンドラ~小さな神の子供たち』だった気がする。
あの映画『悪女』でゴリゴリのアクションをこなしたキム・オクビンがドラマに!!!
自殺に見せかけた連続殺人事件が多発する中、捜査を担当することとなったIQ167のエリート刑事チョン・ジェイン(カン・ジファン)。同じ頃、被害者の死を予測する能力を持つ刑事キム・ダン(キム・オクビン)は自身が見た失踪女性の手がかりをもとに容疑者を追跡していた。ほぼ同じタイミングで犯人を割り当てた二人であったが、あと一歩のところで証拠不十分となり犯人を釈放することとなった…。数年後、とある財閥グループの娘が巻き込まれる火災事故が起き、ジェインは別の事件との関わりを疑い始める。一方、財閥グループ会長は過去に集団変死事件が起きた怪しげな宗教団体「福祉園」の牧師と密かに会っていた。次々と起こる謎の事件が明らかにする真実とは!?(あらすじ使用させて頂きました…。)ってな感じの走り出し。
今年の傾向として、「判事物」が多い。今までは、物語の主人公が「検事」の場合が多かったが、『イ判サ判』『親愛なる判事様』など。「判事」が多くなった理由としては、やはり韓国内でも自国の法律の矛盾や足りない部分を自覚して問題定義し、根本から変えたいという意識が高まっているからではないだろうかと思う。
原作小説を実際の判事さんが書いていて、台本にも加わっているらしく、なるほどリアルさも説得力もある。
シニカルで原理原則を重んじる判事イム・バルン(エル/キム・ミョンス)は通勤途中の電車の中で物凄いお節介な女性に出会う。彼女は当時淡い想いを寄せたことのある高校の後輩パク・チャオルム(コ・アラ)だった。高校の時とずいぶん雰囲気の変わった彼女がなんと、自分と同じ法院民事第44部に新米判事として配属されてきた。正義感が強く、「強者には強く、弱者には優しい」そんな理想を抱いて判事になったチャオルムだったが…ってな走り出し。理想主義のチャオルム、原則主義のバルン、そして、多くの案件にたずさわり経験豊かで世の中を良く知る現実主義の部長判事ハン・セサン(ソン・ドンイル)の3人が法を考え、判決を下すのに悩み、奮闘する姿を描いたヒューマンドラマ。
バルンの同期で友人の第43部の判事チョン・ボワンにリュ・ドッカン!!兵役後久しぶりの彼の活躍も見どころ!! このドラマ人間物語、法律がテーマなので、ラブロマンスはうっすら描かれているだけ。しかし、そのうっすら加減がまた良い。右陪と左陪、考え方の違いから時として対立することもあるが、一つの事案を違う角度から見つめ、協力し合いながら判決を下す同志としての共感…そうゆうのが、露骨なイチャコラより萌えるのよ!!ちょっぴり具体的なラブはドックァン氏がなんとも可愛く演じてくれているので、そちらで満足。
先に書いたように、実際の判事が書いているだけあって、結構具体的な判例が物語に使われている。理想主義を掲げてはいるのだけど、それだけではどうにもならない原則に縛られた法や、人情だけではどうにもならない現実など、凄くしっかり描かれているところが評価できる作品。
毎回演技でたたかれるエル君も、今回はドックァン氏やドンイル氏の名演技に引っ張られてか、アラちゃんとの相性もいい感じでそんなに気にならなかった。むしろ大根っぷりがシニカルなのに純な表現に繋がっていい感じだったように思う。
10位
『私の後ろにテリウス』 (MBC全32話‹16話›)
このドラマ、面白い! まだご覧でない方は、是非見て欲しい。特におばさんには!!(笑)
幼稚園に通う双子のママであるコ・エリン(チョン・インソン)は育児に手一杯、仕事が忙しい夫との関係にちょっぴり辟易していた。そんなある日、夫が突然死んでしまう。女手一つで双子を育てるために仕事を始めるのだが、双子の面倒をみる人を探していた。そんな時、隣に住む謎の多い男キム・ボン(ソ・ジソプ)がシッターに名乗りをあげてくれるのだが、実はこの男、過去に仲間に裏切られ、今は孤独な国家情報院伝説のブラック要員! エリンの夫の死に関わった男の顔に見覚えがあったことから隣の家の様子を探る目的でシッターになったものの…という、かなりのハチャメチャな設定。ボムとエリンの住むマンションのママ友情報網KIS(KingCastle Information System)が国家情報院より優れてたり、エリンが有能なスパイ要員並みに能力があるとか、イチイチ面白いのに加え、双子たちのしっちゃかめちゃかラブリー仔犬っぷりに悩殺されるソ・ジソプの開いてるんだか開いてないんだか分からない目とか!!本当に笑えるwww
KISの黒一点主夫のキム・サンチョルをカン・ギヨンが、そして、エリンの就職先の鞄会社の衣をまとった謎の会社社長(「の」が多すぎw)チン・ヨンテに我らがイケメン ソン・ホジュンがドラマのほのぼのさ加減にいい味を加えて、とにかく、なんかソ・ジソプ演じるキム・ボムが真面目にすればするほど、状況がすっとぼけていくという!ああ、今、ブログ書きながら思い出し笑いしちゃう!くっくっく!! その位くだらなくて面白い。ふふ。
と、10位まで来たところで、いったん休憩。
続きは
2018年 視聴ドラマランキング ③ で!!