ひとりぼっちの韓国旅行 3日目(8・15) ④ Super Sonic 2日目 | akkaの窓

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徒然なるままに

まだ3日目かよ!!

と思わず突っ込んだそこのあなた!

一日は24時間あるのじゃ!!!



さて、李さんと別れた自分は・・・Super Sonic の会場へ向かう。

もう、18時過ぎである。思いのほか道が混んでいた。

お腹もすいたので、何か食べようと会場の売店に向かう。

色々売っていたが、昼に冷たいもの食べて、おなかの調子もイマイチだったので、

温かいものを食べたいと思いフラフラしていると、

若者たちがみんなコンビニの前でカップラーメンをすすっている。

あ! 自分もそれにそよ~♪ とコンビニで、『나가사끼』 と書かれたカップめんを見つけてGET。

どっかでみたことあんな~。と思っていたら、『息子たち』(三男にイングク君がスンギ役として出演。)

のスンギのお嫁さんがやってるお店に出てくるラーメンがこれだったような気がする。(未確認)

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コンビニの前には2台の大きな給湯器が設置してある。そこでお湯を入れさせていただく。

なんだか、ちょっぴり侘しい夕飯である。

若者たちの集団からちょっと離れた所に腰を据え・・・、すする。 辛い!! 辛いじゃないか!!

長崎ちゃんぽんを想像した自分には思いもよらぬ衝撃、刺激!! でも、ま、うまい。

何より温かいのがうれしい。

夏とはいえ、車のクーラーで冷やされたり、炎天下の中で写真撮ったり・・・流石にお疲れ。

もぐもぐやっているうちに・・・どんどん韓国の若者が周りを囲みだす。

日本だったら、こんなに知らない人の近くに座らないだろ!?って距離に座ってくる。

傍から見たら、自分も若者のチングのような状況に!!

他にも座るところいっぱいあるのにね~・・・。(苦笑)

でも、ちょっぴり嬉しかったりして。


お腹もいっぱいになったので、さっそくスタジアムのなかに入る。


お目当てのジャウリム(紫雨林)。

彼女を知ったきっかけは、もちろんアイン君のお陰である。

アイン君は彼女の曲が大好きで、よくツイッターであげていたりしていたこともあり、

また、彼が出演した映画『西洋骨董洋菓子店~アンティーク』のOSTにも彼女の曲が使われている。

そんな、きっかけで聞くようになり、自分もジャウリムの曲が好きになったのだ。

ボーカルのユナ様は、本当に美しくて、パワフルボイスの持ち主。

舞台に上がった、彼女は・・・・さらに若返り・・・熱狂する観客たちの中で、後光を放つ。

その姿は、卑弥呼様バリのカリスマであった!!

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その様子のツべを張り付けておく。

とりあえず、自分の好きな曲を2曲。

他の曲も、同じ人があげてくれているので、よかったら聞いてみて欲しい。


20130815 Super Sonic 자우림 - 고래사냥

(感謝크롱 도さん)

20130815 Super Sonic 자우림 - #1

(感謝크롱 도さん)



スパソニ2日目は、さすがの自分もお疲れなので、DICKPUNKSの時のようにアリーナ席には行かずに

スタンド席で楽しむことに。

この手のロックフェスは色々なアーティストを楽しめるのが利点だが、さすがに疲れるので、

スタンド席がありがたい。

舞台全体を見ることができるのもいいところだ。

ヨンピル様のスタートまでかなり時間があるので、席で仮眠。

座ったっままコックリ、コックリ・・・。

結構、そんな人が多い。

ジャウリムの公演が 19:40~20:30 で、

ヨンピル様も前座のDJ,KOO の開始が 21:50~。

1時間以上あるので、いい休息になった。


今回のサマソニのテーマソングをヨンピル様が作り、韓国の出演アーティストたちと歌った曲が

モニターに定期的に映し出される。

それがこれ!!

슈퍼소닉2013(SUPER SONIC 2013) ::: 여행을 떠나요 M/V

(感謝SUPERSONICKOREAさん)

なんと、歌詞の一番初めの部分を堂々と歌っているのが、ウリ・DICKPUNKS のキム・テヒョン君!!

決して音程を外さないその安定感が、彼をトップバッターにしたのかどうかは定かでないが・・・

(多分、一番マンネだから、一番初めなのだろうけど・・・)

ちょっと、うれしい。 コーラスには全員で参加!!

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この曲が流れると、会場の観客も一緒になって歌いだす。 いい感じに盛り上がって来る♪


[눈TV] '가왕' 조용필, 후배들과 '여행을 떠나요' (収録の様子インタビュー)

(感謝news1koreaさん)


ヨンピル様はまだかな~~~。と、スタンド席の中央前方に陣取っている自分。

隣の席に荷物を置いてあったので、席が埋まってきたときにはそこだけポッコリ空席が!

しまった。早く荷物をどけておけば、詰めて座ってもらえたのにな・・・。と反省。

そうこうしている間に1時間なんて あ! という間に過ぎてしまい、座席もかなり埋まってくる。

前の列の若い子集団の所に2つ空席があって、おばちゃん2人組が「あいてますか?」と座ろうとすると、

隣の女の子が、「友達が来ます。」と言ってる感じで、おばちゃん達は別の席を探しに去っていく。

すると、またしばらくすると今度はおじさんと少年の2人組が、何も聞かすにその席に座ってしまう。

さっきの女の子が、「友達の席です。あいてません。」というと、

「あいてるんだからいいだろ。」と、おじさんはどこうとしない。

確かに、席に荷物を置いて取っておいてるわけでもないのだが・・・

「友達が来るんです!」 と、女の子。

「荷物も置いてないし、いいだろ。誰の席でもないだろ。」と、おじさんは結構強気。

女の子も困ってしまって、しぶしぶ引き下がるが・・・チラチラとそのおじさんを見ている。

そこに、席をとっておいてもらっていた女の子が戻ってきて、おじさんが座っていることに気が付く。

「すいません。そこ私の席なんですけど。」と、その子。

「あいていたから、いいだろ。」と、おじさん。

「トイレに行っていたんです。」と、その子が言うと、さっきの女の子も、

「言ったんだけど、聞いてくれなくて・・・」と、困り顔。

「おじさん、トイレに行っていたんです。そこ私の席です。どいてください。」と、ちょっと強気。

「自分の席だったら、荷物を置いとくなり、印でもつけておけばいいだろ。何もなかったから座ったんだ。」

と、もっと強気なおじさん。

すると、その女の子は、隣に静かに座ってる少年に・・・

「コマヤ~(子供を呼びかける時に使う)お父さんに言ってよ!」と、外堀作戦!!

少年・・・困ってしまって 「アッパ~・・・」と、蚊の鳴く声。

おじさんは完全無視。

「それって反則でしょ!? いいんですか!? そうゆうことして!?」と、段々険悪ムードに。

「アッパ~・・・・」 少年。

「アジョシ!!」

「・・・・」

「おじさん、お願いしますよ。」友達も。

だんだんとこの騒ぎに周りの観客も、どうなるんだ!? と心配な雰囲気を醸し出す。

それを、ずっと見ている自分と、空席一つ開けた隣の女子大生風の女の子たち・・・

ざわざわしだして、何より一緒にいる少年君が困り果ててる感じに、

日本のおばさんいてもたってもいられなくなり、

つい、おせっかい・・・。

「アジョシ、ヨギ アンジュセヨ。2seats イッソヨ。」

と、おじさんの肩を叩いて、振り向かせ、自分が座っていた席と隣の空いてる席を指す。

「???」

変な韓国語でおばさんが何か言ってる。と回りの人もちょっとびっくり。

「なんだ!?」 と、おじさん。

自分の変な韓国語が聞き取れなかったようだったので、もう一度、

「ヨギ アンジュセヨ。」と、座席を指しながら、自分はどいて前の方に1席空いているところへ移動。

隣にいた女子大生風の女の子たちも、おじさんに「せっかくどいてくれたんだから移動してはどうですか!?」

と、助け船をだしてくれ、なんとか移動してくれて、その場が丸く収まった。


流石人気のヨンピル様のステージなだけあって、みんないい席で見たい。

ここの中央前方スペースは満席状態だった。

やはり・・・子供の手前、教育上譲り合いの精神は大事でしょ!? おじさん・・・頼むよ~。

子供が、人の席に平気で腰を据えるような大人になったらどうするのよ。

そして、女の子も、自分の席なら、ちゃんと荷物おいて確保しておこうね!!

って、韓国語で決め台詞言えたらかっこいいんだけど・・・

ただただ心の中でつぶやくだけなのであった。 



そして、始まる!! DJ,KOO のステージ。

色々な曲をディスコ調にアレンジして、ヨンピル様の舞台を温める。

会場もだんだん盛り上がってきた!



22時10分過ぎ。

遂に歌王 チョウ・ヨンピルの登場だ!!

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アリーナ席はみんな揺れている。

スタンド席も立っている人が結構いる。

座っている人たちも上半身はノリノリである。

日本のコンサートに比べると、やっぱりいまいちハッチャケ具合が弱い気もするが・・・

観客はさっきの少年のような小学生から、おじいさん、おばあさんまで、3世代は軽くいる。

10代、20代、30代、40代、50代、60代・・・下手すると70代もいたかも。

ヨンピル様のファン層の厚さをひしひしと感じる。


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親子ファン、夫婦ファン。世代や年齢を超えて愛される彼の歌は・・・やっぱりすごかった。

自分の母親に近いくらいのアジュンマ達が、 「オッパ~~~~~~!!」 と叫んで知る。

思わず自分も、叫んでみる。 なかなかこの年になると、「オパ~!!」なんて言えないもので。

オッパ~~~~~!!!!  アホである。


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この写真の青と黄色のボーダーシャツのおばさんの後ろ、白いカメラと青いペンライト持ったおばさんが、

実は自分の斜め前で張り切って踊っていたおばさんなのだ!!

このおばさんの陰に、自分がいる!!! (笑)  すごい!! こんな写真があるなんて!!


[눈TV][K-POP] '슈퍼소닉2013' 조용필, 2만 피서객과 '여행을 떠나요'

(感謝news1koreaさん)


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参考までに・・・ヨンピル様の最新アルバム 19集『Hello』のタイトル曲

『Hello』のMV・・・メッサ今風・・・。 ちなみに、本人は出てこない。

このじいさん・・・化け物じゃろ!? この感覚、どっから湧いてくるんだろ!?

조용필(Choyongpil) 헬로 Hello 뮤직비디오(M/V)

(感謝Choyongpilofficialさん)


この『Bounce』はこのMVが会場のモニターに映し出されて大盛り上がりだった!!

조용필 Bounce(바운스) 뮤직비디오 UCC 버전

(感謝Choyongpilofficialさん)


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どう見ても、ただのぽっちゃりしたおじさんだ。

なのに・・・歌王!!

納得の存在感であった!!




ラストまでしっかり堪能して・・・急いで会場を出て、地下鉄に乗り込む・・・・。

しかし、演奏の途中にポツリポツリと消えていく人達に嫌な予感はしていたのだが、

案の定、終電。 それも・・・目的の駅まで行かずに途中の駅で止まってしまったのだ。

仕方なく、地上に出てタクシーを捕まえる。

地下から出ると方向音痴になるのだが、ヘトヘトになりながらもたいないGPSで軌道修正。

仁寺洞方面へ行く車の流れの道路に行って、タクシーを止める。 えらいぞ。自分!!

深夜割増だったが、まあ、仕方がない。

もう、道もなんとなくわかるので、「そこで右にお願いします。まっすぐ行ってください。」とか、

注文もつけられるように。

でも、変な韓国語だから、タクシーの運転手さんも奇妙な客を乗せた感じだったかもしれない。

無事にホテルに帰還して、部屋に入り、ばさ~!! ベッドに倒れ込む。


結婚してから、一番大変だったのが子供の出産だったとしたら・・・

その次ぐらいに体力使い果たしたかもしれないくらいに、燃え尽きた。



は~~~~~~~ 脱力。


シャワーをなんとかして・・・またもやベッドに倒れ込み、意識不明。


なんつう 一日だったのじゃ!!!


アンニョン。Super Sonic!!!

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そして、最終日につづく・・・。