ミヤネ~。 3日目(8・15) ② からのつづきである。
②を読んでから、こちらをお読みくだされ!!
平倉洞を出て・・・北岳トンネルを抜けて、一路城北区へ向かう。
しかし・・・・どうも、腹の具合が・・・おかしい・・・。うううう。 お腹痛い。
お昼に冷麺を早食いしたせいだろうか!?
再会のカフェで飲んだカフェモカの山盛ホイップクリームか???
ちょっと、我慢。
しかし、車は迷走中。
李さんもカーナビを頼りに行くのだが、さすがにちょっと迷ってしまう。
ソウルは一方通行が多いので、一度間違えるとぐる~っと回らなければならない。
なんとかして、道を確認して・・・たどり着いたこの場所!!
さて、ど~こだ!?
ここ!!ここ!!
何やらたくらむソン・シウォン・・・。 警戒するユン・ユンジェ。
ユンジェが苦手なカエルを渡されて・・・逃げまくる階段!!!!
勢い余って・・・触っちゃった♡
その晩・・・悶々とするユンジェ君・・・
翌朝・・・パンツを洗うことに・・・・
そして・・・あの水道場の名シーンに!!
ロケ地と全く関係ないけど・・・・好き過ぎて・・・思わず載せてみたりして・・・・。 あは♡
しかし、この学校の通学路の設定のロケ地・・・近くに仙厳寺というお寺があるのだが、
高台に登っていく小さな小道なのだ。 もっと道幅のある風光明媚な場所なのかと思ったが・・・
想像以上に怪しく・・・狭く・・・ゴミが・・・散らかりまくっていた。
ここから、次のロケ地に移動する間に、この旅最大のピンチが訪れる!!
さっきから、シクシク痛かったお腹が、最大限にピークに達する。
海外に行って・・・何が困るって・・・それはやはりトイレ。
日本は本当に、素晴らしい国だと思う。
コンビニに行けばトイレを貸してもらえて、あらゆるところに点在している。
韓国では、コンビニでトイレを貸してもらえない・・・。
じゃあ、どこで借りるの!?
それは大きくて、比較的新しい複合施設の入ったビル、もしくはデパート、
それもないときは・・・警察・・・・。なのだそうな。
そして、もう一ついい場所が・・・それはなんと、結婚式場!!
もう、我慢できなくて、李さんに「トイレに行きたいです!!!!」と、懇願すると、
「わかりました!!!」 と、車を止めてくれたのが、ゴージャスな結婚式場だったのだ。
「勝手に入っていいのですか!?」 と、聞くと・・・
「はい!! 誰でも大丈夫です!! そして、きれいです!!」 と、断言!!
「路駐できないので、私はこの周りをぐるぐる走っています。終わったら電話ください!」 と、頼もしい李さん。
さっそくお借りすることに!!
1階のロビーの奥にファジャンシリを発見!! 小走りで駆け寄る!! (笑)
は~~~~~~~~。 すっきり。 (ばっちくてスミマセン。)
良い子の観光者の皆さんは、キンキンの冷麺を高速食いするのは絶対にやめましょう!!(爆)
しっかり済ませてから、李さんに電話。
出すもん出したら何とか落ち着き・・・、ツアー再開!!
そして、李さんの 『韓国でトイレを見つける方法』 談義が延々と始まるのであった。
「任せてください!! トイレを探すのは得意です!! また行きたくなったら、言ってください!」
「は、はい!!」 男らしい李さんに惚れた一瞬であった。
一見大きなビルだから・・・と、入ってもそこの人たちしか使えないトイレで、暗証番号が必要だったり、
雑居ビルだと、各々の部屋にトイレがあると貸してもらえないのだとか。
なので、「人が多く集まる施設を探すこと!!」 とのこと。 なるほどね。
特にお勧めは 警察や交番なのだそうな・・・。 「どうぞどうぞ!!」と、貸してくれるらしい。(苦笑)
で、下の方のお話はこのくらいにして・・・と思ったが・・・次のロケ地もばっちり・・・下の方のお話なのだ。
だんだんと、車も郊外の方にやってきて、ソウルの中心地とはちょっと違う雰囲気の街並みになってくる。
ローカルな感じ!?
そして、今度は確実に 「あそこ!! ここ!! ここって!!」 と車が通り過ぎた場所を指差す自分。
李さん、そんな自分に 「さすが~!」 と、言った感じの微笑みを投げかける。
道路を挟んで裏手の道の駐車場に車を止めて、例の場所に向かう!!
わかるかな~!?
ここ!! ここ!! ここよ~~~~!!
男の子の手術をした・・・あの泌尿器科の前!!
ああ、ユンジェは腰に手を当てていたか!
この電信柱にユンジェももたれかかっていたのか・・・。 (笑)
誰にも言わないで・・・と、シウォンのオンマに頼むユンジェであったが・・・・
町中の人が知っているという・・・爆笑シーン!!
このシーンを李さんはいたくお気に入りで、本当はツアーに入れたかったのだが、ちょっと中心部から遠く、
組み込むのが難しいので、依頼があった時に時間があれば行くことにしている。 と言っていた。
李さんも、バシバシ写真を撮っている。 とにかく交通量が多い道路なので、車が・・・・邪魔だ。
きっと撮影は早朝に行ったのだろうと推測される。
このブログをご覧のウンチル・ファンの方に面白情報を一つ。
この写真を見ていただきたい! 前方はユンジェが処置を受けた泌尿器科のビル。
そして、手前の右側・・・見えるだろうか!?
ガレージの上から・・・用を足そうとしている・・・小僧君!!
奇しくも、この場所は駐車場とロケ地を結ぶ通り道。
ロケ車を裏に駐車したスタッフや出演者たちは・・・絶対にこの小僧君を目撃しているに違いない!!
ねらって、ここなのか!?
真意は不明だが、とにかく・・・実際に行かないと、わからない現地の秘密なのであった!!
この小僧の前を通り、奥の方に行くと墓地の入り口があるのだが、そこまでの道が小さな川沿いになっている。
そうである。 あの川沿いだ。
このシーン好きだ~~~~~!!
メガネっこのシウォンがかわいい。
女子にもらったジュースをシウォンにとられちゃっても、微笑んでるユンジェ。
ああああああああああああああ、ここだったのか~~~~~!!!!
それにしても、小さい川だ。 カメラって・・・ドラマって・・・本当に不思議。
さて、今回のツアーはここまで。
しかし・・・したたかな自分・・・ここまで来る車中で、李さんのガイド魂を揺さぶる質問をしていた。
「ジュニの病院は本当に『真実の椅子』があるんですか!?」
李さん、よくぞ聞いてくれました!!と、いった感じで、
「あの病院も下見に行ったんですけど、本当にその椅子の絵があるかは確認できませんでした。
院内で写真を撮っていたら、患者さんに迷惑だからと注意されてしまったので、非常階段を見て回ったのですが、
結局わからなかったんです。ドラマは作り事が多いので、階段だけ別の所で撮影した可能性が高いです。
病院の非常階段と雰囲気が違ったので。」と、下見の時の様子を聞かせてくれる。
「そうなんですか~。そうですね。病院へ行くのは難しいですね・・・・。」
と、その時はそれで話が終わったのだが・・・。
小川沿いのロケ地を見合わった時点で、まだちょっと時間が余っていた。
今、江北区にいるので、ちょっと東方向に南下すれば、ジュニの病院のある中浪区である。
自分が、思いもよらぬウンチル・バカだと認定してくれた李さん・・・一肌脱いでくれたのである。
「ちょっと、時間も残っていますから・・・ジュニの病院に行ってみますか!?」
その言葉を待っていたのだ!!
「本当ですか!? きゃ~~~!!」 と、マジで喜ぶ自分。 微笑む李さん。
ふふふふ。言ってみるものだな・・・くっくっく。 (確信犯)
ちょっと、というか、結構車で走って・・・広々とした街に入ってくる。
綺麗に整備されたところで、そこにどど~~~~んと病院が見えてくる。
ジュニが勤める病院、 ソウル医療院。
すごく大きくて、きれいな病院だ。
この正面の入り口はよくドラマの撮影で使用される。
『最高の愛ドゥグンドゥグン』 のロケもここだったそうだ。
そういえば・・・このへんてこなオブジェに見覚えがあるような・・・無いような・・・・・・・。
この蝶の巨大モジュールみたいのがポイント。
映像で確認してほしい!!
はあ。
これで、本当にお終いだ。
帰りはホテルまで送ってくれることになっている。
正直ヘトヘトだ・・・。
朝の8時から・・・現時刻4時30分過ぎ・・・・8時間半のロケ地めぐりツアー。
よくぞ、これだけ・・・一日でまわてたものだ。
多分、こんなハードスケジュールでまわれたのは、今日が祝日で道がすいていたこと。
そして、お一人様の身軽さ。 この2点にあると思われる。
何より朝1時間早く来てくれた李さんに感謝!!
代金を払うのに、細かいのがないから・・・と結局両替所に行かなければならなくなり、
明洞の街に戻ったのだが、その道すがら夕方の渋滞にはまり、李さんといろんなお話ができたのも楽しかった。
「韓国には教会が多いですね。」と、自分が言うと、
「はい。本当に多いです。 若い頃、夜に友達と高台に登って赤く光る十字架を数えたことがありますが・・・
途中で、あきらめました!! 星の数ほどあります。
面白い話があって、韓国のどんなに離れた小島にも必ずあるものがあるんです。それは・・・」
「教会!!」 と、二人でユニゾン!!
「はい! それと・・・」
「それと???」
「中華料理店です!!」
「あははははは!! 確かにありそうです!!」
本当に、冗談でもそういわれるくらいに多いのが教会と中華料理店。
東大門市場の横を通り過ぎれば、
「何々というお店の もやしチジミが美味しい!!サクサクしていて、一度でいいから食べてみてほしい!」
と、教えてくれ、
帰りに食料品を買うのであれば、ロッテマートで買った方が地元の人と同じ値段で買うことができるとか、
最後の時間の限りまでいろいろ教えてくれる。
初めはちょっと、とっつきにくいかな・・・と思った李さんだが、
一日一緒に過ごす内に、なんだか頼りになるお姉さんみたいになって、お別れするのが悲しくなってしまった。
代金を払ったら、それでもう普通ならお別れなのに・・・・、
李さんは自分の家がオリンピック公園の方だから、送って行ってあげると言って下さる。
電車で移動した方が確実に早く行けるのだが・・・そこはお言葉に甘えて、車で送ってもらうことに。
10cmの演奏時間も過ぎてしまって、お目当てのアーティストまで時間もあるし、李さんと道行きである♪
漢江沿いの道を行かにスイスイ走るかを李さんは説明してくれるが・・・右車線にいようが、左車線にいようが・・・
正直自分にはよくわからないが・・・きっと、車を運転する人にはものすごくいい情報なのだと思われる。(笑)
オリンピック公園も広くて大きいので、一番歩かないで済む位置で下してあげたいと思ったのか、
どの会場でやるのかまで検索してくれる・・・。
韓国の人って、本当に親切だと思う。
日本人とは違った、なにかこう・・・心が温かくなるような気づかいをしてくれるのだ。
日本人ももちろん親切だけれど、その人の領域になるべく踏み込まない優しさで、おせっかいはあまりしない。
だからなのか、韓国の人のこういった近しい優しさに触れると、本当に感動する。
会場の近くの入り口で落としてもらい、
「アニョハセヨ!! カムサハムニダ!!」 大きい声でお礼を言う。
気が付けば、今日久しぶりの韓国語である。
李さんとはずーっと日本語それもネイティブスピードだったから。
ああ、お別れだ。
ありがとう 李さん。 わがままな日本人おばさんの夢をかなえてくれて・・・
本当にありがとう!!
そして、『応答せよ1997』 ロケ地巡りツアーが終了したのであった。
でも・・・自分のソウルの夜はこれから!!!
Super Sonic 2日目!! まだまだ続くのであった!!!
どんだけ元気なんじゃ!?