明石の花火大会の事故を覚えているかい?
事故は2001年7月21日に発生。夏まつりの花火大会の見物客が、JR朝霧駅と海岸を結ぶ歩道橋に殺到し、多くの人が折り重なって転倒するなどし、11人が死亡、247人が負傷した。
という事故だよ。
これは、その当時に参加していた所轄警察や警備会社の保安動線管理計画がずさんであり起きた人災である。
歩道橋に花火大会開始前から混雑がおこり始めていたにも係らず、警備も警察も歩道橋の動線を一時進行停止にするなり、一時通行止めにする等の措置を行い歩道橋上の人員を減らせばこのような事故を防げたはずである。
その張本人が不起訴処分を2回も受けている…。
以下時事通信社記事【090521】
2001年に11人が死亡した兵庫県明石市の歩道橋事故で、適切な対策を怠った当時の明石署副署長の不起訴処分は不当だとして、遺族が21日、神戸検察審査会に審査を申し立てた。申し立ては3度目で、検察審査会が「起訴相当」を2度議決すれば自動的に起訴され、起訴の判断に市民の意見を反映させる改正検察審査会法が同日施行されたことに合わせた措置。
遺族側代理人は「遺族は、新しい制度が始まるこの日を待っていた。法廷で事故原因と責任の所在を明らかにしてほしい」と話している。
兵庫県警は元副署長を業務上過失致死傷容疑で書類送検したが、神戸地検は嫌疑不十分で不起訴。その後、同審査会は起訴すべきだとする「起訴相当」を2度議決したが、不起訴とされた。
[時事通信社]
責任を取れないトップは無能だ。
きっちりと、その罪を償うのが妥当と考えるが如何かな??
このような将棋倒しによる人身事故で死亡者もでているのだ。
不起訴はおかしい!