楽天VIKIで観ていた君子盟を観終わりました。いつもの如く内容を全く知らずに観た感想をネタバレ少なめで書きたいと思います。書き終えてアップしようとしたらできないまま、一度データーが消えました。悲しい(´;ω;`)ので、熱度低めの感想になってるかもしれません・・・。

君子盟 A League of Nobleman 29話 2023年

くんs

最近の流行なのかダーク&ミステリアスな夜の映像美がたくさんです。見目麗しい男性陣がゾロゾロと出てきて謎解きをする(これも流行り?)ですが、特筆するべきは恋人どころか婚約者のひとりも女性が出てこないところです。レギュラー陣で唯一の女性が威圧感たっぷりの皇后のみ。過去の恋人とかも存在しない!(笑)話が恋愛という横道に逸れないのがいいね(・∀・)イイネ!!

蘭珏(ジン・ボーラン)

蘭珏(ジン・ボーラン)

父と一族の無念を晴らすため20年前の事件を追っている。

皇后に救われて一命を取り留めたらしい。苦労して官吏になった。

 

 

蘭珏(ジン・ボーラン)はこの作品の姫である。

胃薬を煎じながら登場した病弱な美しい官吏ということなのだろうが。頭がいいらしいが、捜査はできない、武芸もできない、陰謀も頑張るがみんなの助けがないと失敗ばかりしている気がする・・・周りが助けたくなるカリスマか。いや、悩んでるタイムが長すぎだろう・・・そして流されすぎだろ!わたしに突っ込まれるが、役柄は似合っているし、苦悩する姿は見ていて楽しい(^-^;

親友の王硯(ホン・ヤオ)

どこかで見たことがあると思ったら大唐流流だったね

親友の王硯(ホン・ヤオ)

 

こちらがその姫を守るナイトである親友の王硯(ホン・ヤオ)

ちょっと含みのある表情があったので、いつか裏切るに違いない!とワクワクしていたら、熱血なまま最後までいい人でした。困ったときに名前を呼ばれるタイプ。倫理観もしっかりしていて、こんな友人居たらいいな~と思う。

 

張屏(ソン・ウェイロン)

孤児で師父に拾われ育てられた。年少の記憶がないが、物語の探偵に憧れて試験を受けるために上京する

 

継ぎあてのある衣装を着ていても目を惹く張屏(ソン・ウェイロン)

いわゆる偏った天才。捜査を始めると寝食を忘れて熱中する。猪突猛進で人々の気持ちなどを斟酌しないで納得がいくまで追いかけまわすので物語を掻きまわしたりひっぱる役どころ。この作品は無言で立っているだけで雰囲気を醸し出す俳優さんが多い。

親友の陳籌(グオ・チョン)

突っ走る張屏にひっついて苦労しながらサポートする忠犬系親友。噂を広めたり集めたりするのが得意で食いしん坊。

最初に雑魚キャラかと思い、あまり追ってなかったが、とにかく一途にいいキャラだった。ひっかきまわす張屏(ソン・ウェイロン)を力及ばずながらひたすら庇ったり守ったり・・・君はえらいよ!って心底思った。

なんと22話あたりで突然「知己」登場!

なんだお前は?どこから来た?と画面の前で叫ぶわたしの気持ちなどお構いなしにどんどん前へ前へ、後半ついに重要人物に。え~そういう展開?と少し興ざめしつつも、まああと数話だし・・・・と見守ることに。

 

唯一のレギュラー女性の太后

すべてのカギを握る大魔女のような存在

 

20年前になにがあったのかを調べ、蘭珏(ジン・ボーラン)の父の無念を晴らす。張屏(ソン・ウェイロン)は科挙試験に合格し大理寺(だいりじ)で捜査するという当初の目標を回り道しつつ、最終的にかなえているので、ハッピーエンドかな。闇に消えていった人のこととか、ちょっとすっきりしない点はあるものの、全体的に後味は悪くなく、ただ思ったより重厚感に欠けた気はする。

 

知己というより親友というポジションからか、やるせなく切ないシーンは少なく、主役二人の距離感が・・・なんかあんまり近くならなかった印象。山河令や陳情令ほど「ううううう~( ;∀;)」みたいな盛り上がりはない。

 

さらりと見やすく、女がいないからか、ねちねち嫌な奴があまり出てこないのでストレスはあまりかからず観ることができました。