中国ドラマにハマったころは10話過ぎたら楽しくなるに違いない!( ・∇・)と我慢したり眠りながら観ていたこともあったのですが、最近は、短くて楽しいドラマあるのに、なんで我慢しなくちゃいけないんだろ?と思うように。

 

しかも5月に慶余年2を毎日観ていたので、どんどんほかのドラマがつまらなく感じる、いやスローに感じるという現象がおき・・・もういいかなあ~と諦める作品が増えました。

 

花间令 In Blossom 32話 2024年3月

32話と短めな話で評判も良くビジュアルがミステリアスで美しい🌟と観始めたドラマ。

結婚式の当日に中身が入れ替わり、死んでしまうことで、お互いを犯人?と疑いながら接近するという展開がドキドキだったのでサクサク視聴。編集の切り方も「え?まだ寝ない、次を観る!」となるような(笑)日本的でよかった。

しかし16話あたりから飽きはじめ22話超えたころから突如ペースダウン。

とっても美人でお似合いな主役のお二人

 

もともと上官芷(中身は楊採薇)の睫毛バサバサとリップグロスのテカテカが気になっていたのよね。重厚なシーンで画面のフィルターもグレーがかっているのに、場違いなテカテカのリップグロスで腫れあがったかのような唇(清楚な設定でグラデーション塗りだよ)。悲しそうに眼を伏せるとまつ毛がバサバサ。。。おーい!最初のころに派手な化粧とか衣装とか好きじゃないって言ってなかったけ…とか。10年間も顔を蔑まれながらも死体運びをしてきた苦労人と背景は消え去り、蝶よ花よを愛でてきたお嬢様にしか見えませんがな。という違和感を

リップがテカテカしていない時もあったのね(ここ観たっけ?)

 

潘樾に気づいてもらえないという不幸で耐えられていたと気付いた。途中から中身に気づいてイチャラブし始めるにあたって、おーい潘樾よ!なんで身体が入れ替わったの?とか、自身の身体というアンディティティーを失ってつらくないの?とか、そういうツッコミはないんかい!😂楊採薇の中身が生きていれば他はなんでもいいんか~い!と💦

瑠璃の時、顔がキレイと見ほれていた(キャラは最悪だったが)劉学義。

今回演じた潘樾もミステリアスなパートでは最高に美人さん

 

数々の苦悩やらなんやらでミステリアスな空気を醸し出していた潘樾が初恋成就のハッピー兄さんになった途端、陰謀そのものが高校生の探偵物語ですか?と軽く感じるように・・・なんかこう面白おかしくイチャイチャするような演技をしているわけでもなく単純に「るんるん」に見えてしまった。かわいいとか初々しいというには大事件を扱っているんですよね・・・。

 

戦うキャラが好きな私にとっては一押だったのになあ

 

そんなラブラブカップルの横で、卓瀾江は闇落ちっぽい・・・自分たちが幸せになったら、これまでたくさん助けてくれた卓瀾江は放置なの…?この展開上この先にあるのは・・・って時点で、ちょっと鬱になり。主人公が笑顔で脇役が闇堕ちという脚本は苦手です。(個人的な傾向なのでそれが好物の人がいるのは承知)

 

今回の余墨は激アマシスコンお兄ちゃん役でした(違う)

 

途中からあれ?意外にいい子?と思ったりもしたんだけど


卓瀾江は沈香の夢でいうところの余墨ポジション(花問令では兄)を維持してほしかった。

そして小笙も苦手キャラでした。この手のこすいキャラって、比較的よく出てくるけれど、こういう友人を大切にしている主人公って時点で無理でした。(蒼蘭訣も親友がダメだったのよ、泥棒とか、隙あらば得しようと企むキャラが超苦手・・・どこか憎めないキャラに仕上げてくれるといいんだけれどな~やきもちとか焼いて横目じと~みたいなシーンがね)苦手だらけでごめんなさい。

 

美人すぎて最初のあくどい役のほうが引力があった気がする

このシーンも覚えてない・・・

死体運びしてたはずだけれど踊れるんですね・・・

 

ヒロインが好みから外れていき、好きなキャラが闇落ち、と物語そのもの(黒幕は誰?ヒロインど~なっちゃうの?)に興味がもてなくなって停止してしまった感じです。暇を見てラストだけでも見ておこうかな。

 

わたしは顔そのものの造りより百面相タイプの役者さんが好きなので、「嬉しい(口が引きあがる)」「困った(目を見開く)」「悲しい(まゆげが斜めになる)」「怒った(顔だけ見ててもよくわからない)」みたいなのは飽きる・・・・。

 

突っ込みどころが満載のファンタジーだろうが完走作品もたくさんあり、しっかりした物語なのに見づらい作品もあり、人気作なのに飽きちゃう作品もあり、もっと観たい!という情熱が続くためには、いったい何が必要なんだろうと首をひねったりもします。

 

ちなみにこの作品は映像的にはすごく好きです!

 

※写真はお借りしました。