最初に言いたいのだけれど、良作の条件ってもしかして「余命わずかな主人公」なの!? そしてヒーロー(英雄)共はみんな命を粗末にして、ほんとのバカなの!?

 

わたしは余命出てないけれど現役(?)のがん患者歴5年なので、病状が悪いときに外の風がどれだけつらいかとか、精神的な負担が体調をどれだけ悪くするかとか、理論や理屈じゃなくて体感で感じている。そしてわたしが死んだら、残された夫がどれだけ悲しむかと考えて日々養生している。それが愛だろ!

 

このばか者!!!!と画面に向かって叫ぶ(ドラマはフィクションと分かっていても)日々。

 

もちろん今回も「ばかかかかかあああああ~~~~!」と叫んでいました。そんな物語です。←全然わからないよね。

 

ろうやぼう

 

というわけで面白かったです。

最後の最後が唐突に終わって、余韻があまりない(中国こんなのばっかり)けれど良作だなあと思いました。

 

ただ中国ドラマあるあるですが、こんなに長いのに後半になるまで主要人物の年齢がよくわからず、皇室の人間関係もよくわからない感じで見ていました。もう少し整理整頓してくれないかな・・・・。

 

すぐにおこ!の皇帝

 

一言あらすじ

12年前に冤罪で滅ぼされた一族と軍の生き残りである主人公が汚名を雪ぎ復讐をする物語。

 

「皇太子の地位をめぐる争い」と「反逆罪で断罪された皇子と赤焔軍の事件を再捜査にこぎつける」の2本立てで物語は進む。宮廷を舞台とした頭脳戦がメインで、たまにワイヤーアクション、時々戦闘シーンあり、ラブロマンス度は低い。この人は悪いな~、嫌だな~っていうキャラは徐々に罪を暴かれいくので、観ていてストレスが少なく、中弛みもほとんどなく、先が観たくなる。そこまでスピード感があるわけではないけれど、雰囲気としては慶余年系かなと思いました。

 

ライバルである皇子達、その後ろ盾である後宮の妃達、そして参謀や駒である朝臣達の頭脳戦。

あきらかになる過去の因縁、皇帝のタブー、大きな陰謀と真犯人・・・伏線は回収され、正義がなされていくのは爽快感がある。しかし、主人公は( ;∀;)

 

 

そんなにたくさんの作品を観ているわけではないけれど、山河令も蓮花楼も琅琊榜も、余命に逆らおうと奮戦するのは周囲の人たちで、本人たちは納得しているのがせつない。私自身もがんになって治してもがんになってと繰り返すうちに、悔いのないよう心に良く生きる、という生き方に変わったので、彼らの生き方も理解できるのだけれど、やっぱり好きな人には長生きしてほしいものよね。ドラマで人が空を飛ぶんだから不治の病や毒が治ったっていいじゃない!と言いたくもなる。(笑)

 

飛流くん

 

さて、この作品を観る前に「星漢燦爛 銀河のような愛」を観たのですが、ウーレイ君のことを「あの飛流が大きくなって( ´艸`)」と書かれていたのをよく見かけていたのです。なので冷酷な将軍からかわいい護衛にさかのぼって見たことになるのですが・・・・飛流って何歳の設定なんでしょうね?14~16歳くらいかな?と思ったのですが、ちょっと言葉が不自由すぎませんか?鳩を見かけるたびに捕まえたり、話が通じなかったり・・・・。

 

と、若いときの林殊って、もしかして張哲瀚???え、若い!ってワクワクしたり。

 

ところで

12年前に連戦戦勝の将軍だった林殊って、一体何歳で戦に出てたの?そして第7皇子の靖王のほうが年下なのよね?現在名家のぼっちゃま達は25歳とかの設定なのに結婚もしていなければ遊ぶことばかり考えていない?ちょっと違和感・・・。

 

琅琊閣の「十大公子榜」1位が梅長蘇(林殊)で、3位が靖王で、ほかの8人は名前なし???とか、ちょっとわからない点があったので、暇なときにもう一回観てみようかなとも思う。いろいろ言いましたがとっても満足☆彡した作品でした。

 

 

琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜

2015年

全54話

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琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~| 無料動画・相関図・キャスト - 中国ドラマ | 楽天TV (rakuten.co.jp)