黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~ 2022年
BS11 2024/5/14 放送開始
BS11で今日から放送が始まった黒豊と白夕。
わたしはU-NEXTで視聴済みなのですが、第一話などは大抵あまり興味がなくさらっと観てしまうので、もう一度録画してみてみました。思い出しながら感想を書いてみます。あらすじは書きませんので、少しのネタバレを含む感想文です。
中国の俳優さんのことを知らない時でも名前だけは知っていたヤンヤン・・・・実は見たことがなくこれが初ヤンヤン!作品でした。そしてチャオ・ルースーは大好きな女優さん。物語の設定は二人とも王子と王女だわ、最強の武侠だわ、きっと気持ちよくスカッとする物語に違いない!と思っていたわけですが・・・
ヤン・ヤン扮する第二王子が、え?そこまで(´;ω;`)というほど尽くしキャラで、黒豊息のときはお金もあり、組織も持っていて、戦いも強く、最強☆彡なのに、豊蘭息のときは王室内最弱に近く、結構悲惨。ここまで堕とす?って、ええ~無理があるんじゃないか?というほどで・・・ヒーロー好きなわたしは、、実はスッキリと気持ちよく観られませんでした。
チャオ・ルースー扮する白風夕は、頭が良くて強いけれど、金がなく、所属する天霜門はバカ?なの?ってキャラがてんこ盛り(唐突にバカキャラになる宗主の娘とか)で、足を引っ張りまくる存在・・・そして最後のほうになるまであんまり出てこない青州もちょっと弱い国設定。
なんかもうね、
黒豊息がなにもかも捨てて白風夕に尽くす物語なのですよ。ちょっと不公平だし、最後の決断とか「えええ?そんな無責任な?」だしで、一応恋愛的にはハッピーエンド、この世界の行く末的にもいいんじゃない?って感じだけれど、爽快感はなく、ほんとにそこだけが残念。
映像や衣装や戦闘シーンはクオリティ高く眼福。
特にヤン・ヤンの踊るシーンにはΣ(・ω・ノ)ノ!この方は身振りがとにかく美しい。立ってる姿、歩いている姿、まずもってお手本的美しさにびっくり。優雅なキャラということもあり嫌味なほどきれいでした。表情が少し硬い印象だけれど、王子様だからこんな感じでいいのかな?
チャオ・ルースーも女侠時、きちんと女性らしい動きはしませんが背中はシャキッとしていて、今回は気品を感じる身振りが多かった気がします。吊り目のメイクは色っぽかった♪主役のふたりともが整形顔じゃないのがよかったです。
個人的には黒豊息の侍従の鐘離が好きでした。跳ねているような躍動感が若々しくてほほえましかった。どの物語でも侍従役は好きかも♪
あと好敵手となる冀州の王子である皇朝ですが、永遠の桃花~三生三世~の師兄イメージが強く、今回、気の強い役柄を観ていて、おお!覇気がある役も似合うな~と思ったりしました。濃いまつ毛がうらやましい。
雍州王妃の百里さんとか、もうオープニングで顔を見ただけで・・・ああ、ここの王妃は悪いのね(^-^;って想像しちゃうほど悪役が似合う女優さんよねえ。
そして、いまだに気になる「ところで君はいつ白風夕が風惜雲だと気付いたのさ?」そして、白風夕は、なんで愛している相手に自分で正体を告げなかったの?というひっかかり。全体的に脇の甘いストーリー展開なので、「まあ、そういうことにしておきましょう」と突っ込まず観ること前提なんだけれど、あまりにも黒豊息が尽くしすぎてねえ。←まだ言ってる。
ひっかかりはあるものの、美しい映像とサクサクみられる内容のドラマで人気があるのは頷けると思いました!
※あくまでも個人的な感想です。
※写真はお借りしています。
予告編
キャスト・スタッフ
- 雍州 黒豊息 / 雍州王子・豊蘭息 ヤン・ヤン
- 青州 白風夕 / 公主・風惜雲 チャオ・ルースー
- 雍州 王 チャン・フォンイー
- 雍州 王妃 カーマン・リー
- 雍州 鳳棲梧 シュエン・ルー
- 冀州 王子 皇朝 ライ・イー
- 青州 玉無縁 チャオ・ハオウェイ
- 監督 イン・タオ
- 監督 ユー・ヨンガン