乳がんの治療中、自宅にいることが多くなりアニメをよく見るようになりました。
そこで出会ったのがアニメ天官賜福。
ほんのり切なく柔らかな雰囲気に惹かれて見ていましたが終わり方がハテナ・・・
エンディングの動画を見たり歌詞を聞いていると、まだ続きがあるよね?と気になり検索をかけると原作の日本語訳があることが分かったので早速買いに行きました。
ボーイズラブコーナーにあるのはびっくりした(ブロマンスとか知らないので)けれど、もともと活字中毒なのでさくっと読み・・・読み・・・ガツガツ読み、二巻を買いに走り、気づきます。三巻はまだ翻訳されてな~い!
というわけで隣に山積みされていた魔道祖師に手を出し沼に沈みました。
ええ。どぼん、ブクブク・・・アニメ版を探して観るとこれがまた美麗。
沼が沼が・・・・
そこで実写版の陳情令を観る
ブクブク・・・泥が心地よい
次に山河令を観る
ああ、もう抜け出せない
実写版でここまで美麗とは如何に
というかもっとハマりたいいいい~となったわけでした。
乳がんの宣告を受けた時に「こんな苦難もあるわな、頑張って治すぞ」と思ったけれど、再発転移した際には「すでに治すものじゃない、これからは余命だと思って生きよう」と思い、山河令に出会った頃は、再びがんマーカーの数値があがってきていて、再再発の転移が疑われる頃でした。思いつく限りの生活改善を行い自費治療も繰り返し、気力や体力を取り戻しつつあった時期に、どうやっても再再発が見えてきて、もうがん患者であることから抜け出せないのかなと絶望したころ。
山河令は沁みました。
あと中国時代劇のいいところは、泣けるところですね。
普段暗い顔をすることができないのでどうしても我慢していることがあるけれど、ドラマを見て泣いている分には夫も心配しすぎないし、けっこうスッキリする。薬や治療の副作用が苦しくて誰にも会いたくない時に、小説を読む集中力を保てないときに慰めになってくれるもの。
物語(登場人物の多いことよ!)や時間(何万年単位とか)のスケール感、セット・衣装・奥行きのすごさに溺れる(⌒∇⌒)
なんて素敵な沼なのでしょうね♪