ショウが始まりました。
上質なウールに避けるレース、人魚姫の尾鰭のようなシルバーのスパンコールがガウディの建築のように組み合わさって、絶妙の力強いバランスで揺蕩う。
タエ芦田2024秋冬コレクションはライトグレイ、グレイ、ベージュ、キャメル.モスブルー、モスオレンジとと大人っぽくシックで誰でも腕を通してみたい誘惑のウールのジャケット、コートに魅了された。
シルエットが美しくてため息です。
時代がファッションを求めるのか、
ファッションが時代に呼応するのか、、。
建築であり、アートであり、時の風、そして身体を包んでくれる、あるいは押し出す着心地の良い洋服。
しっとりとしたフェルトの上の極上のガラス細工を思わせる今年の秋冬をもう伝えている。
私が最も気に入ったドレス。
ワンショルダーで、ドレスとお揃いの片手だけの長手袋。
オーロラを表現しているようなドレスのダイナミズムと発想に、
ハッとして息をのみました。