3.11 | アキグミ

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秋吉久美子オフィシャルブログ

ボーっとしながら、歯医者さんに行き、

ボーっとしながらヨガに行き、

ボーっとし過ぎて、遂にジムは切った。。

意志の力が続かない。

3.11のPTSDっぽいのかな。

13年前の震災当日から、毎年この日はクラクラする。

故郷、いわきの状況を考えると、心重い。

いわき在住、友人で詩人の齋藤貢さんが、

雑誌「詩人会議」3月号の中で、

「原子力の恐ろしさは、目に見えない恐怖であるがゆえに、その恐怖はなかなか実感としては捉えがたい。しかし、一旦起きてしまえば土地を汚染し、日々の人々の暮らしを破壊する。それはまさに取り返しのつかない災害なのである。」と語る。


それでも、いわきの人々は皆、元気を出して生きている。

カリカリとだけしているわけでは無い。

笑顔を讃え、ユーモアの力だって衰えてはいない。


私のPTSDは、都会人の脆弱さゆえなのだろうか、、。

と一人落ち込んでしまう。


春の訪れの澄み渡った青空と、

身体の芯が冷えこむ寒さの今年の3.11。


辛いんだよね。