俳優祭り ぶったまげる! | アキグミ

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秋吉久美子オフィシャルブログ

秋風に誘われて(いや、とんでもなく暑い)

国立劇場リニューアルのため、現国立劇場では最後の「俳優祭り」公演に行って来ました。



歌舞伎の演目は、若手による菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)と、

大スター、ベテランによる創作、松本幸四郎 企画.担当の劇場八景名残隼(ゆめのくにへ ようこそありがとうこくりつ)、、と言いながら、地獄巡りのストーリーです。憎いね。


歌舞伎の魅力、堪能しました。

江戸時代もこうだったのかな、

いや、刺激の少ない時代の歌舞伎見物は今の比ではない、とんでもない興奮と悦楽、どったまげたもの!!だったな違いない。

それにしても、見栄、形、こなし、あそび、身体能力、役者って凄いなぁ、、と江戸時代の人々と重なり、身体も心もイマジネーションの世界で、

空中に浮かび上がる心地でした。

4次元を堪能!です。


特別な日、、ということで、

自分もしっかりと、くまどりメイクしました。

(ていうか、、自分で隈取ってどうしたいのか?)



国立劇場は舞台の奥行きが深いので、

舞台美術のスペクタルを充分に味わいました。

ニュー国立劇場は、どうなるのかな?

楽しみです。

圧倒的、歌舞伎力、基礎の上になんでもあり。

令和の私もぶったまげる。