お葬式は雨の日、というイメージがあるね。
今日はトマス小平神父様とのお別れに、教会の葬儀に行って来ました。
色々なご病気を経て、花が萎むように亡くなられました。
ありし日のフランソワーズ と修道院の神父様のお部屋を訪ねたこともあった。
大層喜んでくださって、この生き物は何ですか?と真剣にお聞きになったので、犬!です、というと、
え?本当に?この人は、人間のように見つめるんですね、と驚かれていた。
純真無垢な方でした。
ミサでお説教の時、お歌を歌われることもあった。
とても良く通る綺麗な声だった。
出席した皆がそれぞれに神父様の、穏やかさ、優しさを思い出し、悲しんでいた。
若い時はトマスなので、トマちゃんと呼ばれていたとか、、それだけでも涙が出てくる。
そして、
葬儀ミサの中で、イエス.キリストが復活し昇天したのはより深く、人々の魂に寄り添うため。トマちゃんも今までよりもっと深く皆さんと繋がる、というお話を聞いて、こんなに身近に神父様を感じるのはそのせいかもしれない、と納得した。
とても良いお説教で、とても心のこもった弔辞だった。
心は形を求め儀式となる。
でも儀式は心でできている。
トマちゃん、小平神父様を心より偲びます。