花盛り季節が移り変わっていく。今日も冷たい風だけど、街は眩い花盛り。赤い花はなぜ赤く、白い花はなぜ白く、紫の花、なぜ紫に?小鳥たちの歌には答えがあった。赤い鳥は赤い実を食べた。花の色の理由を花に聞けども、花は揺れるばかり。こぼれおちる色の記憶を季節に留めておこう。